<原神>不気味な屋敷 (ページ9)

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鍾離さんが入れてくれた茶を全て飲んだ。

良かった今回は変なものを入れられてないみたいだ。
先週の感覚はなんだったんだ？

「お茶、美味しかったです。ありがとうございました。」

「良かった。」

「…！」

彼の瞳があの時のようにドロドロしている。なんとも幸せそうな表情に全身が寒気に襲われた。

鍾離さんがそういった後席を話して2階へ行った。

今だ…！リビングを探索できる時間は！
何処から探そうか。とりあえず気になる所…気になる所…
食卓から左の本棚から本が変に飛び出ている。
本棚から調べよう。

この本に何かヒントになる紙が入ってたらいいのだが…

「…！」

あった。だが、2の印ではない。
内容は、

「常識を信じるな。勇気を出し踏み入れろ。」

…？常識を信じるな？勇気？1や、3の印とは全く無関係の情報らしいな。

「そこで何をしている。」

しまった。内容に必死で周りのことを考えられでなかった。

「この本が少し気になって本を読んでいただけですよ。」

私は必死に笑顔を見せてその紙をバレないようにポケットに入れた。

「ほう、本が気になるのか。なら1度俺の部屋に来るといい。ここにある本棚よりも数が多いから気に入る物があるはずだ。」

いきなり部屋に入って大丈夫なのか？…でももしかしたら脱出のヒントになる本や、屋敷の構造に付いて書いてある本があるかも知れない。行ってみようかな。

「ここが俺の部屋だ。本だったら好きに見ていいぞ。」

なんだかんだ鍾離さんの部屋に来てしまった。
まぁ好きに読んでいいって言ってたし取り敢えず見てみよう。

ー館と少女ー

昔むかし、あるところに館がありました。その館はとても豪華な装飾でとても広いところでした。
そこにある少女が迷い込んでしまいました。すると、館にいた不思議なリスとうさぎが話しかけてきました。
「可哀想に、この館に入ってしまえば二度と出ることは出来ないよ。」
「でもあまりにも可哀想だから少しだけヒントを上げるよ。それはね_の__中に_______がある。__して_______を__使__ば_______きるよ____」

ダメだ、ページが破れていて読めない。多分何処かにこのページの切れ端があるはずだ。探そう。
にしてもこの本と私の状況似ていないか？脱出のヒントになるかもしれない…鍾離さんの本を借りよう。

…と思った時だった。