<原神>不気味な屋敷 (ページ12)

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外に出られた訳では…ないんだよな。悲しいが。
その証拠にここの植物は全て生きていない、空も絵で描かれたものだ。

まぁ、でもある程度は広い空間だ。
探索する価値はある。

「ん〜見つからないな。何も」

1時間は探しただろうか？何も見つからなかった。

「はぁ…諦めて帰ろうか。いや帰れるか？」

そう焦っていた時だった。

上から紙が落ちてきた。

「ん…？なんだ？」

紙を開いてみた。そこには文章がつらつらと書いてあった。

「この紙を見ているということはもう1つの問題は解決したんだな。
落ち着いて聞いてくれ、この世界はループしている。何回も何十回も何百回も。
そして一日に1回時を遡らせることが出来る。条件は君が強く願った時。そしてこの部屋にいる時、向こうの屋敷では時は進んでいない。
気づいていると思うが、この手紙も書いているのは私だ。君自身だ。
君にヒントも出しているのも君自身なんだ。もう時間がない、次は君の番だ。君しか居ない。そしてこの負の連鎖、ループが無くしてくれ。
彼達から逃げろ。逃げるんだ。
ヒントは大量に与えた。過去の私たちが君を助けるために。

君が救ってくれ。過去の私たちを。そして君自身も。」

「…………は？」