《21》酸素マスクplease？ ページ22
＊
勝者は爆豪。どうやら本人は納得のいかない様子だったが、ミッドナイト先生に眠らされ、試合は終わった。闘技場は相変わらずの荒れ具合で、気絶した二人が救護班に運ばれていくのを見送って整備に取り掛かった。この後は結果発表。で、そのあとは会場の片付けだ。本格的な(第一種目のロボットとか)片づけはまた後日で、今日は会場の片づけのみ。
片づけ終わったら今度は実行委員会のメンバーで集まって軽く報告会と次の集会について話し合って・・・それからセメントス先生とほかの先生数人に声をかけて・・・それで帰れる、かな。
忙しいな。
明らかに実行委員の数が足りてないのは分かっていたけど、自分の個性と種目でないことを考えればいけるかなとか思っていたけど。たぶんこれでも自分の負担は少ない方だろう。三年生の数がだいぶ少なかったから、もしかしたら向こうに助っ人しに行かないといけないかもしれない。
やっぱり、みんなヒーローになるために、こういう機会は大切にしているんだろうな。
なんてごちゃごちゃ考えながら氷を溶かしていく。完全に解けたら今度は乾かして、セメントスさんが闘技場のセメントを解体。それを確認して、次にメディア用のロープを張る。これで全部できたかな。あとは表彰式が終わるまで待機しておけばいいか。
今日はいろんな意味で疲れた。帰ってゆっくり休もう。今日の晩御飯は何にしようかな。
お腹すいたしがっつりか、いやちょっとしんどいしさっぱり系。
それとも疲れたしコンビニでなにか買おうかなあ。
そんなことを考えながらトボトボ歩いていると、後ろからふと声をかけられた。
「ちょっといいか、」
振り向くと、そこにいたのはＡ組の担任だった。ちなみに名前は忘れた。申し訳ない。
実行委員だからなにか手伝ってほしいとか、そんな理由かな。
ニコッと微笑んで応える。
「どうされました？なにか、手伝う事でも？」
「いや。再操A、だな？校長が呼んでいる、ついてこい」
「 」
息ができません。
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 123人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
銅のエンゼル(プロフ) - とっても面白いです！夢主のキャラが好きすぎる( *・ω・)ノ (2017年12月18日 13時) (
レス) id: 2f87dbe3f7 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - すごく面白いです。 更新頑張ってください (2017年9月13日 18時) (レス) id: b9678b20de (このIDを非表示/違反報告)
かさかさスライム - おもろいですな（＾ω＾）チート個性は苦労しますな...夢主と作者頑張ってくださいな！！！ (2017年8月14日 21時) (レス) id: 1f085f3530 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - おもしろかったです♪もしかしてUSJに巻き込まれますか？楽しみです♪更新頑張ってくださいねq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2017年7月19日 20時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霙啼 | 作成日時：2017年7月17日 19時
