出会いの場所 ページ34
Aside
「1時間の休憩はいりまーす！SMAPさんと並木さんはビストロの撮影までお待ちください！」
そう声がかかったと同時にセットの回収が始まる。
稲垣「Aー。」
『なにー？』
稲垣「お昼今のうちに食べちゃうよね？」
『うん、そだね１時間もあれば食べてるでしょ。』
稲垣「じゃ、みんな集めて食べようよ！Aの久しぶりの復帰を祝して？笑」
『なんだそれ笑』
稲垣「いいじゃん、1人で食べるの寂しいし。」
それが、1番の理由だな。笑
『じゃ、吾郎のとこの楽屋でいい？剛とだから広いでしょ？』
稲垣「うん、いいよー。じゃ中居くん呼んでくるから木村くんと慎吾よろしく。」
『はーい。』
そう言って別れると、慎吾は案外早く見つかって
お昼のことを伝えたら
「吾郎ちゃん、寂しがり屋なんだからっ！」って言いながら
嬉しそうに楽屋に向かって行った。
あとは、拓哉。何となくいる場所が想像出来て。
頭で考えるよりも先に体がその場所に向かっていく。
…やっぱりいた。
拓哉も私に気がついてこっちを向く。
木村「なーに、見てんだよ。」
『いーや？考えてる事同じなんだなーって。』
木村「んまあ、久しぶりの復帰でちょっと思い出したから来てみた。」
そう言って微笑むと私の方に歩いてくる。
ここは、私が初めてSMAPと共演した時、初めて拓哉にあった時に
声をかけられた場所。
なんか、どうでもいい事なのに強烈に覚えてるんだよね。
きっと出会った時から、木村拓哉っていう存在に惚れたんだろうな。
木村「おまえさぁ、心の声ダダ漏れ。」
『え、うそ、どっから。』
木村「出会った時からってとこ。」
『はは、すんません笑』
木村「まあ、俺も気になってたんだろうなAのこと。」
『え？』
木村「トークタイムで話してたAがなんかすっごい輝いて見えたの。こいつ、ほんっとに音楽好きなんだろうなって思った。」
『私にとってドラマも曲も、何かを作り上げることだから好きなんだろうなー』
木村「そんで、俺が思い切って声をかけたってわけ。」
思い切って、だったんだ笑
いま思うとなんか可愛い。
木村「なんかいえよ笑」
そう言って私の頭をくしゃってして笑う。
あ、1番伝えなきゃいけないこと伝えてない。
『吾郎が、みんなでお昼食べよう。だって。』
木村「ん、行くぞ。」
そう言って私の手を取って歩き出した。
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お菓子大好き - 木村拓哉さんとまるで夢みたいに結婚だなんて嬉しいです。昔から大好きでSMAPも大好きですし、ビデオとかも録画してみていました。全員大好きです。 (2019年11月18日 14時) (携帯から) (
レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
みぃー(プロフ) - まきさん» そんなふうに言って頂けるなんて(涙)ありがとうございます。これからも邁進したいと思います。最近はなかなかお話の更新が出来ていないのですが、これからも書き続けたいと思います。まきさんや、応援してくれる方の言葉が何よりの力です。 (2018年7月16日 20時) (レス) id: a4a0a9791c (このIDを非表示/違反報告)
まき - はじめまして。一話から一気読みしちゃいました！みぃーさんの素晴らしい言葉遣いに笑いあり涙ありの幸せな時間を過ごさせていただきました。このコメント見てくれなくても、感謝を伝えたかったので書きました。ありがとうございました！ (2018年7月16日 20時) (レス) id: c7a8ef5d9b (このIDを非表示/違反報告)
みぃー(プロフ) - のんさん» そうなんですね！高校きめられるように頑張ってください！応援してます！ (2017年2月25日 13時) (レス) id: a4a0a9791c (このIDを非表示/違反報告)
のん - 中3なんですね！同級生です！まだ高校決まってないけど… (2017年2月25日 11時) (レス) id: f43ebd5e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃー | 作成日時：2016年1月17日 18時
