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五条side



「私は大丈夫。…大丈夫だから。」




僕の言葉を遮ってまで何を言うのかと思ったら、大丈夫。その一言。


僕に言っているようにみえて、自分に言い聞かせてるんだろうな。


でも、そうやって笑った顔は出会った頃のAにそっくりで。


やっぱり俺は、その顔が苦手だ。





五条「僕はAが何をしようと、Aの味方だからね。それだけは忘れないで。」


「ありがとう…。」





僕の言葉に少し驚いたあと、嬉しそうに笑った顔はちゃんと笑ってた。


うん。俺の好きな顔。


そのあとは特に会話もなく、僕は黙々と足首の手当をした。






五条「これで完了っと。Aどう?包帯キツくない?…って、寝てるし。」





足元に布団をかけ直しながらAの顔を見ると、気持ちよさそうに眠っていた。



一日中鍛えてたら、そら疲れるよな。



Aの術式は善知鳥家に伝わる雷電呪術。



Aの場合、呪力はバカみたいに溢れ出てくるから呪力切れはしない。



問題は体力。



大量の呪力発生による、呪力を抑える力と、呪霊と戦い続けた時の呪力発散による体へのダメージ、それを耐え抜ける体力が必要不可欠。



今では呪力を抑えることは、あの人形たち(学長作)のおかげで息をするように簡単に出来ているけど、戦い続けて体力を消費しすぎると、ちっと辛いみたい。



特級になっても尚、こうやって暇さえあれば鍛えているのは主に体力づくりが理由。



更にAは、自由自在に呪力のタイミングもコントロール出来る。



つまり、黒閃も出し放題。



だから極端な話、Aの体力がもつ限界の所まで呪力のパワーを引き出して黒閃を相手に打ち込めば…相手は即死。



更にはその辺一帯も衝撃波で吹き飛ぶかもねってくらい。



これに関してはA意外、黒閃を自由に出せる呪術師はいない。



悔しいけど僕も出来ない。






五条「ほんと、僕に置いていかれるどころかあっという間に隣に来ちゃってさ。今度は僕が置いていかれないようにしないといけないじゃん。」






ベッドに腰掛けたまま、そっとAの頬を撫でた。

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プスメラ - はちみつさん、渋谷事変編は、曲げ欲しいです。後五条悟を封印しないで欲しいです。お願い出来ますか? (2021年6月20日 20時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - プスメラさん» コメントありがとうございます。はい、五条先生オチで作成中です。ありがとうございます、頑張ります! (2021年1月24日 7時) (レス) id: 47bbcb1aa7 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - はちみつさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月23日 2時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - ミラさん» リクエストありがとうございます!初めてのリクエストでめちゃくちゃ喜んでます(笑)最高です!構想練ります!! (2021年1月13日 23時) (レス) id: 47bbcb1aa7 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - はちみつさん» 返信ありがとうございます!楽しみにしてます!リクエストなのですが、五条先生が夢を見て視線の先には、大人夢主ちゃんがいて誰かと幸せそうに笑い合ってる光景を見て悲しく思ってるのが見たいです!(その誰かが五条先生本人ならもっと面白いです)ご検討ください! (2021年1月13日 22時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はちみつ | 作成日時:2021年1月7日 3時

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