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「お前ら1級だろ?今流したの静電気ぐらいにしたつもりなんですけど弱すぎませんかぁー!?」
そう言って煽れば、ボロボロのくせにまた突っ込んでくる呪霊たち。
軽い力で黒閃を決めて行けば、次々と祓われていった。
黒閃が自由に出せるようになってからは、近距離戦がだいぶ楽になった。
なんてったって威力2.5乗だもんね。
体力も温存できる。
ちらっと後ろを見て宿儺の器の無事を確認する。
虎杖「今の何…ぜんっぜん力入れてなかったよね…?」
「今のは黒閃っていうの。君も出せるようになっておいた方が戦いでは有利だよ。」
虎杖「こくせん…。」
ごめん、今は話してる暇はないんだ。
とんでもない呪力にさっきから背中がゾクゾクしてる。
そうそう、これこれ。
「かかってこいよ、特級呪霊。」
そこでようやく特級呪霊とご対面。
「コソコソ隠れてなにしてるのかと思ったら。私の体力が無くなるのを待ってたって所?でもごめん、私強いから。」
どちらからともなく近づいてお互いに攻撃を仕掛けていく。
さっきよりも強めに黒閃を決めていくが、流石特級。
これぐらいじゃ祓えないか。
「術式反転___圧」
これは文字通り、電気の力で相手に圧力を与えるもの。
帯電させたマイナスの電気にマイナスの電気をぶつけることで圧迫させられる。
さっきの1級呪霊ならこれで体ごとペシャンコ。
でも今回は…片腕と片足だけかぁ。
もうちょい呪力上乗せするべきだった。
まだ虚式使ってないけど、あれ威力凄まじいから今日はやめとくか。
山の中だから帳ないし。
虚式つかうなら帳ないとさすがにニュースになっちゃう。
さあ、一気に祓っちゃいましょーか。
「領域展開___
発動させれば、呪霊と私は、私の領域内に閉じ込められる。
私の領域は悟くんと違って綺麗じゃない。
どこまでも続く真っ暗な闇。
私はどんよりとした灰色の雲の上に乗っていて。
私の目の前にいる呪霊には絶えず私の呪力が当たっている。
領域内では呪力を抑える必要はないから、私も容赦しない。
呪霊には雷と同じぐらいの威力の攻撃が当たり続ける。
領域展開は、呪力消費が激しいぶん、体力の消費も大きい。
この特級も、流石にこれには耐えられなかったらしく私の術式を受ける前に祓われた。
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プスメラ - はちみつさん、渋谷事変編は、曲げ欲しいです。後五条悟を封印しないで欲しいです。お願い出来ますか? (2021年6月20日 20時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - プスメラさん» コメントありがとうございます。はい、五条先生オチで作成中です。ありがとうございます、頑張ります! (2021年1月24日 7時) (レス) id: 47bbcb1aa7 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - はちみつさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月23日 2時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - ミラさん» リクエストありがとうございます!初めてのリクエストでめちゃくちゃ喜んでます(笑)最高です!構想練ります!! (2021年1月13日 23時) (レス) id: 47bbcb1aa7 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - はちみつさん» 返信ありがとうございます!楽しみにしてます!リクエストなのですが、五条先生が夢を見て視線の先には、大人夢主ちゃんがいて誰かと幸せそうに笑い合ってる光景を見て悲しく思ってるのが見たいです!(その誰かが五条先生本人ならもっと面白いです)ご検討ください! (2021年1月13日 22時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつ | 作成日時:2021年1月7日 3時