SMAP&あなた (ページ40)

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違うでしょ…？ページ40

Aside

拓哉と中居くんに付いて行って、
希美のところまで急ぐ。
でも、希美なわけがない。簡単にバレるなんて…
わざと私の居場所がわかるようにした…？

でも、なんで…

木村「いたぞ…！」

希美は、屋上にいた。

『希美…？』

希美「やっぱりバレたかwwでもらあんたら終わり。しょうが無いから教えてあげる。」

稲垣「ここにいた！！」

ちょうどみんなも来た。

香取「共演者とか、スタッフにききまくったんだから！」

希美「丁度いい、全員そろったね。」

すると淡々と話し始めた。

希美「2topさんは、知ってると思うけどね、高校の時の話。私は、二人に告白した子の手下だった。それであんたらが断るから、私はひどい目にあった。そのあと、あんたらも私を避け始めた。それが悔しかった。それで？久しぶりに再開したと思ったら、Aと仲よくしてて、見てらんなかった。ふざけんな、私の気持ちも考えろっ!!私が、どれだけ耐えてきたことか…。」

中居「お前…！」

希美「でも、安心して？復讐はしっかりさせてもらった。ジャニーズ事務所から追放されるよ。私が言えば、すべて通用するんだから。」

中居「ふざけるのもいい加減にしろ!」

中居くんが希美に殴りかかる。

『やめて！！！！』

中居「A？」

『希美、嘘つくのはいい加減にして！私にはわかるよ？希美が、どれだけ頑張ったか。辛かったよね。』

希美「なに、いってんの…！」

『だって、私を蹴るとき一瞬ためらったよね…？あなたは、そんなことできるような子じゃない。』

希美「ばれちゃった…」

そのあと、希美は泣きながら、その二人の女に命令されてやったと白状した。

『もっと早く気づけなくてごめん…』

私は希美を抱きしめた。

木村「そんな事情があったとはな。」

香取「とりあえず、中はいろうか、それからゆっくり話そう。」

私と拓哉と中居くんは後ろからついていく。
希美、本当のことが知れてよかった。

あ、毒が回ってきた。もうダメだ…
その瞬間、全身の力が抜けた。

木村「A！A！」
遠くの方で拓哉の声が聞こえた。