SMAP&あなた (ページ34)

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音楽の日 Part2 ページ34

Aside

最初は、中居くんと拓哉から始まる。
ライトアップされて、そこからシルエットが見えるようになっている。

目を見ればわかるなんて
ちゃんと、言わなきゃわかんない
君がいなけりゃ寂しい。
どんなことでも構わない。
話をしようよ。

ここで幕が、あがり全員で出て行く。
観客の悲鳴は絶頂に。

最初は、私。

この頃さ少しずつ君とうまいかない
訳はなんだろう。

次は、慎吾。

こんな感じで皆でリレーをしていく。
結構盛り上がる曲だから、笑顔は忘れずに。
やっぱ痛いよ。
でも、しようよはなんとか最後まで歌い、踊りきれた。

次は、君へ。
階段登ったり下りたり、単純な踊りなんだけど
今の私にとってはめちゃくちゃ辛い。

階段に向かう時、拓哉がすっと手をとってくれた。
その隣は、吾郎。
いつもは、やさしくないのにw

打ち合わせでは、全くなかったふりを
かっこ良く、でもさり気なく支えてくれていた。
もう、感謝しかないね。

ありがとうの気持ちを振り絞って乗り切った。

最後の笑顔は皆、同じ顔をしていたと思う。

香取side

『無事1回目終了!打ち合わせの時なかったけど結構うまく行ったね！皆で手つなぐなんて、早々無いもんねw』

木村「だな。」

その顔は何だか、誤魔化しているみたいで。

『ねぇ、なんか隠してる？』

木村「いや、なんも？」

その顔もとてもぎこちなくて…。
あれ、そういえばAは？

草彅「あれ？Aは？」

木村、中居「ちょっと、様子見て来るわ。」

中居「お前らはゆっくり休んでろ。次は、結構激しいからな。」

『ねぇ、教えて！』

中居くんと木村くんは顔を見合わせて。

木村「帰ってきたら話すよ。」

そう言って部屋を出て行ってしまった。
俺らは気まずい雰囲気の中、軽食をとった。