SMAP&あなた (ページ12)

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守ってみせるページ12

木村side

草彅「いいね！！」
香取「最高！」
稲垣「いいのができたねー。」

中居「それじゃ、あとは、Mステだな。」
『そうだな。頑張るか！』
A「うん。」

やっと、歌が完成！あとは、Mステの披露に望むだけ！

ﾌﾟﾙﾙﾙ…
希美「あ、ごめん。希美の携帯だ。」

そう言って席を外す。
草彅「じゃ、今日はここらへんで解散にする？明日もみんな仕事あるでしょ？」
稲垣「そうだね。」
中居「解散するべ。」

香取「かーいさーんw」

今しかないな。

『A。』

A「ん？なに？」

『片付け手伝ってもらっていい？あいつらじゃ頼りになんないからw』

A「うん、いいよー。」

こいつ、まだ隠してやがるw

～Aside～

いまは、歌合わせが終わって拓哉の片付け手伝ってる。

希美「あ、A！ごめん、急用入っちゃったから、先帰るね！タクシーでかえって！明日、お金は渡すから！」

電話から戻ってきた希美は！足早に帰って行ってしまった。

『かえっちゃった…w』

拓哉と二人きり。
すると、拓哉が私に近づいてきて。

木村「1杯飲むか。」

『うん。』

言われるがまま、テーブルの横に座る。
拓哉も私の隣に座る。

木村「なぁ、A。なんかあったか？」

『なんで、いきなり？w』

木村「お前、明らかに元気ねぇぞ。」

あ、バレてたんだ。でも、いえない。

『言えない。』

でも、怖い。誰かに受け止めてほしい。そんな思いが溢れ出しそうになって。それをこらえようと思うと、私の目から涙が溢れた。

木村「A…？」

『……怖い…。』

もう、私の涙はどこからともなく頬を伝っていく。気づくと拓哉に抱きしめられていた。

木村「俺が守ってやるから。Aの痛み全部受け止める。だから、話して？」

『うん。』

この瞬間わかった。私、拓哉が好きなんだ。

木村「可愛すぎ。」

チュッっと、短く音を鳴らしてキスされた。

木村「俺と付き合って？」

『うん。喜んで。』

木村「よかった。やっとAの笑顔が見れた。」

『拓哉。』

木村「ん？」

『すき。』

木村「おれも、愛してる。」

もう一度強く強く抱きしめられた。

木村「じゃ、何があったか教えて？」

そして私は脅迫メールのことについて話し始めた。