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「…で?何でこんな寝てたんだよオマエは。寝すぎとかのレベル超えてるだろ。」



五条君は僅かに怒気を纏った様子で静かにそう言った。


と言うかキレてる。


眉間に青筋立ってるもん。



「そもそも有り得ない事が起きたはずなのに当の本人は随分悠長だね。何で?前にもこういった経験があるからなのかな?」



わぁ、こっちも負けず劣らず怒ってるよ。


何だか、前にもこんな経験があったような。


デジャブってやつかな?



『あー、うん。何回かね。実はたまーに冬眠します!』



「「先に言えよ。」」



『ごめんて。こう見えて私も驚いてるんだよ!まさか今だとは思ってなくてさ。

前にあったのは大体300年くらい前かな?ちなみにその前は1000年くらい前。



ね?たまにでしょ?』




「「…。」」




やだなぁ、スペースキャットの真似しないでよ君達。

宇宙猫さながら、表情が彷徨ってるよ?


スケールでかいのは今に始まったことじゃないでしょ?




「…つまりなんだ、俺らが生きてる間にそーなったの自体レアなのかよ。」


『Yes!大体500年周期だったんだけどね。』



「…なるほど?早まった理由は分かるのかい?」


『簡単に言えば、術式の使い過ぎかな?』



「術式の…。」


「やはりリスクがあったのか…。」



神妙な顔つきをする2人。

自身の事じゃないのに、変わらず君達は優しいなぁ。


私にしてみればこれが普通だからね。


けど私以外にその普通は当て嵌らないから、そうなるのも仕方ないと言えば仕方ないのかなぁ?




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設定タグ:呪術廻戦 , さしす組 , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:みゆ | 作成日時:2022年5月18日 19時

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