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「ふーん。じゃあ今のAってどこにいるの?」
『あー。えっと、篭もってるかな。』
「は?真面目に答えないと殺すよ。」
『真面目に言ったんだよ!』
そうやってすぐ刀向けないでよ!
懐かしくて涙出てきそうにすらなるよ!
「もういいや。考えてみれば君と会話が成り立った事なんてないし。」
『私を宇宙人と勘違いしてないかい。』
相変わらず失礼だよね、沖田君って。
嫌味をズバズバ言ってくるんだもん。
性格悪いし。ドSだし。
なんだか。
『…夏油君みたい。』
「は?誰それ。」
『あ。口に出てた?うーんとね、未来の、えーと、友達かな?』
クラスメイトと言っても分からないだろうし、今学生してる事を説明するのも面倒だしね。
友達でいいでしょ!
「…それ男?」
『うん?そうだよ?』
「ふぅん。そいつも呪術師、ってやつなの。」
『そうそう!同業者だね!』
彼には、と言うより新選組の彼らには私が呪術師であることを伝えてあるよ。
残念な事に呪いを視認できる人はいなかったけどね。
呪術師と新選組って今思えばなかなかにミスマッチだよね。
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作者名:みゆ | 作成日時:2022年5月18日 19時