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｢お、いたいた。報告通り2級だな。よし、仕方ねーから離してやるよ。｣
｢な、｣
『お？』
目の前に佇む、大きくてキメラみたいな呪霊。
こちらを沢山ついてる目でギョロりと睨んでいる。
わあ、変身したモントゥトゥユピーみたい。
そんな事を思っていれば、ポイと。
呪霊の目の前に私を放り投げた。
え？よく見ろって事？
仕方ないな。目の数でも数えてみよう。
｢悟、何して、｣
｢傑手出だすなよ。おいミジンコ。お前がどんだけやれるのか見てやるよ。無理なら助けてって言えよ？聞いてやらねー事もねーから。｣
後方にいる五条君からそんな声が届いた。
あれ？私見学じゃなかったっけ？
夏油君は信じられないと言った表情で五条君を見る。
けど手を出すなと言われたからなのか、私の力量が気になるのか。
動く素振りは見えない。
やれやれ。薄情なクラスメイトだね。
『ちなみに目は26個ついてるよ。なんか微妙な数字だね。反応に困る。』
｢よく目の数なんて数える気になるね…。｣
｢お前状況分かってる？死ぬぜ？｣
そうは言ってもね。
目の数数えるくらいしかやる事ないよ？
あ、呪霊が動き出した。
私を標的として認識したようで、呪霊は腕をカマキリの鎌のように変形させていた。
そしてそれを振り上げる。
あー。脳天に直撃したら、即死だなぁ。
｢っ、オイ！何してんだよ！｣
｢A！せめて立て！｣
『いや、立ったら死ぬまでの時間が短くなるだけだと思うんだよ。とは言ってもコンマ数秒の差だろうけどね？』
｢は？お前マジで、｣
｢っ、悟！｣
ついに大きな鎌のような腕が振り下ろされた。
うん。間違いなく脳天直撃だ。
いいスイング。
とりあえず、死んでおこうかな。
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羽多野(プロフ) - はじめまして楽しく見させて頂いております!見てて違和感の所があったので書かせて頂きますが､自分自身さしすと同世代なのでこの時代の事を言わせて頂くと当時LINEはまだありませんので5-5で書いてあるLINEのIDはメアドの方がよろしいかと思います (12月26日 12時) (
レス) id: 15e19fc224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆ | 作成日時：2022年4月20日 19時
