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ーー
｢で、どういう事かな？いつもみたいにはぐらかすとか許さないよ。｣
｢別に怒ってないから白状しろ。あんた今いくつなの？十数年変わってないって、それも天与呪縛だったって事？｣
『あー…。はい。ソウナリマス。』
ただ今尋問中。
人気の少ないテラスにて、泣く子も黙るどころか泡吹いて気絶するレベルの表情を浮かべて私に詰め寄る夏油君と硝子ちゃん。
あまりに怖すぎて敬語使っちゃったよ。
ちなみに五条君もいるけど、難しい顔をしながら長い腕やら脚を組んで椅子に深ーーく座ってる。
それ下手したらお尻滑って転げ落ちるやつじゃん。
この状況でそれだけはやめてよね。
多分笑っちゃうから。
まあ笑ったが最期、目の前の2人にどんな仕打ちを受けるかわかったものじゃないけどさ。
ダラダラと冷や汗を流しながら肯定する私をジィっと睨みつける2人は、大きなため息をついた。
私もつきたいよ。
リョータ君め、覚えてなよ。
｢…ぶっちゃけ俺は知ってた。｣
｢何？｣
｢どういう事？｣
だんまり決め込んでた五条君が、思ったより静かな声でそう言った。
あぁ、やっぱりそうだったんだ。
その六眼で私の術式を見ていたんだもんね。
｢コイツが不死だけじゃないって事。
コイツは、不老不死だ。この目で術式を見たから間違いねぇよ。だから年齢を偽ってる事も容易に想像は出来た。33歳は最低年齢。｣
実をいえば、もっと歳食ってんだろ？
そう聞く彼と、ここにきて初めて目が合った。
怒ってるとも違う、探るような目付き。
嘘をつけばすぐにでも見破ってしまいそうな、そんな顔。
あーあ。末恐ろしいね。
これで15と来た。
はぐらかす気でいたけど、ちょっとまずそうだなぁ。
そんな事したら人の集まるこの場で暴れられそうだよ。
ゴジラよろしく凄いことになりそう。
私は観念して、ゆっくり口を開いた。
『…そうだね。五条君の言う通りだよ。私は不老不死。この姿からいくら経っても成長してない。それどころか能力値も成長しないんだ。
前に言ったよね。努力してもそこまで変わらないと思うってさ。つまりそういう事。努力が報われない時もあるんだよ。経験に基づく私からのありがたい教訓だ！』
｢安心しなよ。君以外まるっと当てはまらないから。｣
『そ、ソウデスネ。』
あれ、ちゃんと説明してるのに表情変わらないね君達。
もっと説明しろって？
他なにかある？
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羽多野(プロフ) - はじめまして楽しく見させて頂いております!見てて違和感の所があったので書かせて頂きますが､自分自身さしすと同世代なのでこの時代の事を言わせて頂くと当時LINEはまだありませんので5-5で書いてあるLINEのIDはメアドの方がよろしいかと思います (12月26日 12時) (
レス) id: 15e19fc224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆ | 作成日時：2022年4月20日 19時
