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「変身とか言っちゃったよ。別に変身前でも強いに越した事ないと思うけどね?」
「死にたくねーくせに努力しないんじゃ救いようがねーなお前。」
『そうなんだよねぇ。とは言っても鍛えた所であまり変わらないと思うよ。元々の能力値が低いから。』
「やらなきゃわかんないだろ。」
『分かるよ。私の体だからね。』
ふふ、と笑えば、2人は私をじっと見た。
なになに、見つめられても困るよ。
もしかして見惚れてる?
分かるよ。私こう見えて美人の部類に入るらしいからね。
『こーいーしちゃったんだー多分〜、きづいてなーいでしょ〜』
「してねーよ。自惚れんなミジンコ。」
「ごめんタイプじゃないんだ。」
そこまで言う?
いいじゃない。チェリーしようよ。
名曲だよね。
『じゃあどんな子がタイプなの?』
「黒髪の清楚美人。」
「年上。私もお淑やかな子がいいな。」
『そこは金髪ギャルじゃないの。似合うよ。真っ黒な肌でパンダメイクしてたらなおよし。』
「フツーに無理だわ!絶対香水くせーだろ。」
「間違いない。そういうAはどんな男がタイプなんだい?」
『んー。タイプかぁ。』
逆に夏油君に尋ねられて、私は思案した。
言われてみればどんな人がいいんだろうね?
イケメン?金持ち?
それも悪くないね。
『まぁ強い男がいいね。ぐーたらしてても怒られない、一生養ってくれて家事全般得意かつ料理が上手ければなおよし!』
「お前の思考がまず無理。」
「女としてどうなのそれ。」
分からないかねぇ。これぞ真髄真骨頂。
だらけたい時もあるんだよ。
私の場合24時間365日そうなだけでね。
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4話終わりです!
ここまでお読み下さった方ありがとうございます!
これホントに逆ハーなるのか?と疑問に思う方も出てきたり出てこなかったりしますでしょうか。
大丈夫です。作者は紛うことなき逆ハー好きです。
でもこう…、直接的な表現を描き慣れてないというか、遠回しな表現しちゃうんですよね…。
主人公ちゃんの性格的にも、それにともなう周りの心境とかも…素直にさせづらい…!
けどそれもちょっと作者的には好き…。
今後も是非よろしくお願いします!
coming soon……
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羽多野(プロフ) - はじめまして楽しく見させて頂いております!見てて違和感の所があったので書かせて頂きますが、自分自身さしすと同世代なのでこの時代の事を言わせて頂くと当時LINEはまだありませんので5-5で書いてあるLINEのIDはメアドの方がよろしいかと思います (12月26日 12時) (レス) id: 15e19fc224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆ | 作成日時:2022年4月20日 19時