3-3 ページ15
.
と、そんな話をしていればガラッと教室のドアが開いた。
あ、何で口閉じるのかな2人共。
何で窓の方見るんだ2人共。
さっきまでの和気あいあいとした会話どこに飛んでいっちゃったんだろうね?
やれやれと思いながら、教室の中に入ってきた未だに不機嫌そうな彼に目を向けた。
『おはヨーグリーナ!知ってる?イライラしてる時はカルシウムが足りてない時らしいよ。牛乳飲む?飲みかけだけど。』
バカ…と横から小さい声が聞こえた。
え?私に言ったの?硝子ちゃん。
「…あ?何だテメーまだここにいたのかよ。学校やめろっつったの忘れてんのか?」
凡そクラスメイトに向けてはいけなさそうな目つきで私をサングラス越しに睨みつける五条君は、低い声でそう言った。
え?学校やめる?
『…言ったっけ?』
初耳なんだけど。と首を傾げて言えば、彼は何かもう顔を真っ赤にして近くの教卓を蹴りあげた。
凄まじい勢いで教卓が横へ飛んでった。
わぁお、思春期怖…。
「悟!やめないか!物に当たるな!」
すぐに夏油君が五条君にかけより肩を掴んだ。
凄い勢いで払われたけど。
あ、硝子ちゃんが無言で教卓を持ち上げた。
なんか、ちょっと罪悪感が。
『硝子ちゃん。私が運ぶよ。』
「いいって。それよりアレ、どうにかしてきて。」
硝子ちゃんは指先を五条君に向けてそう言った。
なるほど、分担作業ってわけだね。
ちなみに何をすればいいんだろう?
宥める役は夏油君がしてるし。
私は話し相手かな?
.
326人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羽多野(プロフ) - はじめまして楽しく見させて頂いております!見てて違和感の所があったので書かせて頂きますが、自分自身さしすと同世代なのでこの時代の事を言わせて頂くと当時LINEはまだありませんので5-5で書いてあるLINEのIDはメアドの方がよろしいかと思います (12月26日 12時) (レス) id: 15e19fc224 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゆ | 作成日時:2022年4月20日 19時