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「っ、Aさん!大丈夫ですか!」
廃墟を出れば、補助監督の人がタピオカジュースを手に持って駆けつけてきた。
汗が浮かんでる。
走って買ってきたの?
『無事無事。ほら、五体満足だよ。タピオカありがとうね。貰っていい?』
「あ、はい…。あの、お2人は既に車に乗ってますけど…、何か、ありました?」
2人共、恐ろしく苛立っているご様子で…。
補助監督は肩を震わせながらタピオカジュースをくれた。
うーん。苛立っているのはやっぱり私のせいなのかな?
『何もなかったと思うけどね。任務は無事完了したから君が気にする事はないよ。さ、帰ろう!』
「は、はい…。」
ほらほらと背中を押せば、強ばった顔はそのままで車へ戻った。
さて。私も帰りたい所だけどあの異様な空気の車に乗り込んで平気かな?
何だか外からでも分かるくらいにピリピリしてるんだけど。
最近の若者は情緒が分からないね。
もう少し戦いに貢献しろという事だったのかな?
一応そのつもりだったんだけどな。
あ、彼らは私の術式知らないからか。
説明した方が良さそうだね。
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羽多野(プロフ) - はじめまして楽しく見させて頂いております!見てて違和感の所があったので書かせて頂きますが、自分自身さしすと同世代なのでこの時代の事を言わせて頂くと当時LINEはまだありませんので5-5で書いてあるLINEのIDはメアドの方がよろしいかと思います (12月26日 12時) (レス) id: 15e19fc224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆ | 作成日時:2022年4月20日 19時