さらば、愛したヒト。 (ページ2) - 小説

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愛したヒト_1 ページ2

「別れよう」

唐突に放たれた言葉は、私の心に深く突き刺さる。

そろそろ僕たちは離れた方がいいんだ、とかいうクソみたいな理由で、クソみたいな男に振られた

私が

"振られた"。

「っはぁっっっ！！！」

「はぁっ、はぁっ」

ああ、またあの夢だ。

振られた時のことがフラッシュバックしてくる

未だに、あいつの顔が、私の心のなかに残っている。

___もし、あれが夢だったならば

そんな、馬鹿みたいな、ありもしない妄想をしてしまう

___もし、なんてないのに。

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作者名：ご先祖(改) | 作成日時：2017年9月16日 22時