目黒蓮くんは体が弱いらしい。 Part 1

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Koji side


｢めめっ？めめっ！めめっ！｣

照｢手空いてるやつ、水とか取ってきてくれ！｣

ラ｢...でも、めめは何が苦しいのか分からないよっ...｣

涼｢目黒、何が辛い？どこが痛い？｣


だてさんがめめに聞くと、

めめはか細い声で答えた。


蓮｢...っ、たまっ、...｣

翔｢頭？目黒頭痛いの？｣

大｢と、とりあえず色々持ってこよう！｣

辰｢俺、撮影延期にできるか聞いてくる！｣


気づいたらその楽屋には、

俺とめめだけしかおらんかった。


｢めめっ...大丈夫やで、｣

蓮｢...ぅっ、...はぁっ、｣


苦しそうに固く瞑られたその目から、

涙が1粒、2粒零れ落ちた。


｢苦しいなっ、めめ...痛いね、｣


みんなが薬とか水を持ってきてくれた。


照｢目黒、薬飲めそうか？｣

亮｢目黒〜？薬口に入れるよ〜。｣


何とかめめに薬を飲ませて、

ソファーに寝かせた。


最初は辛そうやったけど、

だんだん落ち着いてきた。


翔｢なんで急に頭痛なんか起きたんだろ。｣

涼｢多分原因は...これじゃない？｣


だてさんの目線の先には、

ザーザー降りの雨。


辰｢...雨か。偏頭痛だな。｣

亮｢目黒頭痛持ちだったのか...｣

照｢これからは俺らも気をつけないとな。｣


こんなに酷いなんて知らんかった。


なんで教えてくれへんかったん。

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