やくそく。 ページ7
・
「私は容赦なく警察行きにさせるけど。裁判でもいいわ」
『それどっちにしろ警察行きだよね』
「七瀬くんは？それで、どうしたいの？」
「＿＿＿オレは、Aちゃんに謝ってほしいだけだよ。それに、」
「オレはもう、大切な人を失いたくないんだ。
だから、今度こそ何かあったらオレでもいい、オレじゃ話しにくかったら桐原さんでいい。だれでもいいから周りをもっと頼って欲しい」
そう陸くんに見つめられる。
『陸くん、ごめんなさい…………』
「謝らないで。Aちゃんは悪くないよ。
………オレとの約束、でいいかな？」
『………うん』
「＿＿＿＿＿えぇと、場の雰囲気壊して悪いんだけど、Aの退院後、本格的に対処し始めるから。私も、Aも、七瀬くんも。
七瀬くんに至っては報道なんかも有り得るかもね」
『………』
「社長やマネージャーにも言われた。でもオレはそれを覚悟してAちゃんのそばに居るって決めたから…………あと天にぃにすごく怒られるかも」
陸くんの最後の言葉は近くにいた私しか聞こえなかったが、やはりお兄さん大好きなんだなあ、ちょっと羨ましいかも。
『ふふっ』
「ちょ、なにどうしたの？」
『ううん、なんでもないよ。ありがとう、二人とも。私もちゃんと向き合うから。頑張るね』
「うん。それまでゆっくり療養してね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「アイドリッシュセブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沖司美夜(プロフ) - 月兎さん» ありがとうございます。更新頑張ります！ (2018年12月26日 11時) (
レス) id: bf4ebf6ea6 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 続編おめでとうございます。タイトル名が採用されて嬉しいです。更新頑張ってくださいね。楽しみにしています。 (2018年12月12日 16時) (レス) id: 77e594bc29 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美夜 | 作成日時：2018年11月11日 21時
