この世は理不尽?皆が理不尽? ページ7
学校に行って思う事はこの世は理不尽って事だ。僕は一組。まみと楓は七組。下駄箱は一組〜五組は真ん中、それ以外は左に行く。それだけじゃない。一組〜四組は三階、五組〜八組は四階に行かないといけない。昼休み一緒に遊びたいのに楓が手首を掴んで連れて行く。僕はまみが可哀想だと思った。それだけじゃない。部活でも僕だけ一人にさせてきた。時々箒をぶつけてきた。でも僕は痛くなかった。まみや瑠奈が僕がいなくても笑っていた。元々楓と瑠奈とまみで漫画を書いていた時期もあったからその話で盛り上がっていた。カラオケにも行った。でも四人で盛り上がっていなくて"三人で"盛り上がっていた。もちろん僕を抜いてだ。その時は楓のお母さんがいたから微妙だったけどね。四人でいろんな所に行った。さっきも書いたカラオケ、お祭り、電車に乗った、プラネタリウムにも行った。いろいろ行ったけど僕はいなくても大丈夫な所もあった。四人でいろいろふざけた。美術部でイラストコンテストを楓が主催してからクリスマスパーティーもハロウィーンパーティーもイラストコンテスト略して"イラコン"をした。でも今年から始めた初心者とたくさん書いてきた人とでは差が出てしまうのは当たり前だ。だから僕はイラコンが嫌いだ。垂れ幕も美術部が皆で作る。当たり前になってきたが僕はその輪の中に入れない。雑用で絵の具の筆を洗ったり、水を入れるバケツを出すだけだ。絵を描くのも僕以外存在を忘れられた時もあった。
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作者名:カリュー | 作成日時:2016年12月17日 22時