【文スト】私がただ性格終わってるってだけの話。 [ 完結済 ]

格 ページ6

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｢堪忍なしゃちょー｣





｢あーほんま、いつのまに私の机なくなってたん?笑｣



｢やっぱ無断欠勤するからなんかな、なーしゃちょー?｣





｢...｣





｢返答もしてくれへんとか、ほんまに私解雇になったん?｣



｢ま、仕事もなんもせん社員なんかいる意味ないもんなあ｣



｢しっかし、堪忍なしゃちょー｣





｢...｣





｢いくら自分らが私を追い出そうとしたとこで私は絶対にここにおるからな｣



｢ま、もう暫くこちらにお暇させてもらいますわ｣



｢借りた金も返しとらんかったし｣





｢...｣





｢返事はせぇへんくて結構やで｣



｢お前さんと二人、私が一方的に喋っとるだけで懐かしくて酒でも飲めるわ｣



｢な、今度月見酒でもせんか?｣





｢...何故だろうか...とても、安心するな...｣

｢そりゃあ私がおるさかい、当たり前やろ｣










｢ほんま、昔に戻ったみたいやわ｣





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