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File.409 ページ31

Aside

「本当だ。何だか怖いわ...」

明美も新聞の記事を見て少し不安そうな表情だった
まあ、いまだに事件を解決していないと聞けば誰だって不安になるもの
それと同時に彼等がこの事件を起こしたと聞けばおば様も見逃すはずがないだろうし

「お姉ちゃん、この事件はすぐに解決すると思う?」

『.........迷宮入りになる可能性が高いわね』

明美の問いかけに私は物静かに答える
たぶん、降谷君が影に隠れてこの事件の事を調べる事はまず間違いないでしょうね...
もともと組織関連は公安が絡んでいると言ってもおかしくはない

「零君、大丈夫かしら...?」

『......あの子の事だから、きっと無茶でもしそうな気がするわね』

明美が心配そうな顔で降谷君の事を考えている一方、私は降谷君が無茶な行動するのではないかと考えている
もし彼に会えたとしても全く知らないフリをするのが懸命ね
黒の組織に潜入すると伝えられた時はドキッとしてしまったくらいだもの

AM10:30

あれから4時間が経った時、携帯のバイブ音が鳴り響いた事に気づき、誰なのかと画面を見てみると...

『あら?おば様からだわ』

ピッ

『もしもし』

「A、明美。今日の新聞の記事は見たか?」

「えぇ、見たわ」

おば様が今日の新聞の記事を見たかと問いかけられ、明美は見たと答えている
やっぱり...おば様もあの新聞の記事を見たのね...

「A、米花港で車を爆発させたのは奴等だ。まあ、奴等と言ってもコードネームを貰わないしたっぱが車を標的(ターゲット)に気づかれない様に細工していたみたいだがな」

『で、被害者の身元は何か分かったの?』

「私達と同じNOCって事だけは分かったが、他の情報は奴等の手によって消された」

「そう...」

ジンとウォッカが接触した男の正体はおば様達と同じNOCだが、他の情報は情報漏洩を恐れた組織の手によって消されてしまったとの事
......被害者がNOCって事だけ分かっただけでもありがたいけど、組織に潜入していた事を知っているのは今のところ私達だけだろう
この事はあまり他の人達に知られてはいけないしね

『それより......ベルモット達の行方は掴めたの?』

「あぁ、ベルモットはアメリカ・ニューヨークで表向きの仕事を行っているとの事だ。あの女が日本へ来日しないのは悔しいがな。だが、ジンとウォッカが日本で目撃されているとの情報が入った」

File.410→←File.408


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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2021年3月31日 16時

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