【名探偵コナン】宮野家長女PART21 (ページ10)

今日:81 hit、昨日:195 hit、合計:6,336 hit

File.917 ページ10

Aside

あっ、そう言えば...山村さんって確か、原作で諸伏君とは幼少時代の友人関係にあるって書いてあったけど...ここも同じなのかしら？

二人はお互いに「ヒロちゃん」「ミッちゃん」と呼び合うほど親しい関係だと言われていたけど...山村さんはその事を覚えているのかしら？
諸伏君には後でさり気なく聞いておきましょ

『あそこにいる静岡県警の刑事・横溝さんとは2週間前に起きた伊豆の事件で会ってるわ』

あの時は明美と一緒に伊豆に来た目的の説明と新一君達の関係性を聞かされる羽目になったからね(苦笑
まあ、新一君達の知り合いとして連絡先を貰うほど仲良くなれたからこちらとしては一石二鳥だけど

「A姉さん、伊豆に行ってたのか？」

『えぇ。あの日は伊豆に行かないかと真純に声をかけられて園子ちゃん、蘭ちゃん、コナン君、志保、真純、アイリを連れてね。私と明美は保護者代わりとして同行したって訳』

「Aお姉さん、伊豆に行ったのなら俺にも声かけてよ！そうすればみんな守れたのに！」

「萩原...(汗」

最初は萩原君と松田君にも声をかけようかと悩んだが、園子ちゃんの恋を応援しようとあえて声をかけなかったがまさかここで文句を言われるとは夢にも思わなかったわ(苦笑
まあ、今回の事件は組織が絡んでいる事もあって私一人が抱えられるものではない為、組織関係に詳しいおば様達と協力して解決するしかないだろう
さすがにあの子達を組織関係に巻き込む訳にはいかないからね

「おい、見ろよ。あそこに諸伏の兄貴も来てるぜ」

えっ!?この事件に諸伏さんも来てるの!?
確か...映画だと大和さんと上原さんの二人だけだったはず...やっぱり何処かズレてるのね...
まあ、そもそもお父さんとお母さんの馴れ初めが原作と違う時点でズレていたのだろう
諸伏さんとは妖精の唇(フェアリーリップ)の件以来で会う機会がなかったから、こうして大学時代から念願だった合同捜査ができる事になるとは夢にも思わなかったわ...

「そう言えば...確か、Aお姉さんと諸伏の兄さんって同じ大学の先輩後輩だったんだよね？」

『えぇ。私が大学に入学して半年頃に図書館で話しかけられた事がきっかけよ』

映画には登場しなかった諸伏さんがいた事には驚いたけど妖精の唇(フェアリーリップ)の件で自力で県警本部に復帰したって言ってたしね
まあ、その諸伏さんは大和さんや上原さんと何やら話をしているみたいだ
久しぶりに諸伏さんと話せそうな気がするわ...