【名探偵コナン】宮野家長女PART21 (ページ36)

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Aside

このままでは他の人達にも危害を加えられる可能性もある為、私は萩原君と松田君にある事を指示した
まあ、普通の人...と言うより警察官では考えれない行動だからね

「...!?お姉さん、いいのか？そんな指示を出したら目暮警部達に...」

『構わないわ！ここは私が責任を取る。だから...今は私の言う事を聞いて』

松田君はその指示を聞いて驚きつつも目暮警部に何か言われるのではと心配されたが私は構わない事と責任を取るとハッキリ言った後、言う事を聞いて欲しいとお願いした
この子達を巻き込んでしまう事に関しては少し抵抗感があるけど...やむを得ないからね

「.........Aお姉さんのお願いじゃ聞かない訳にはいかないしね。分かった！その代わり俺も責任を取るよ。Aお姉さんの指示に従うからね」

「萩原だけじゃねぇ。俺も責任を取る。お姉さん一人で抱え込む必要はねぇよ」

『二人共...ありがとう(微笑』

ある事の為に二人は早速、動き出したのを見届けた後に私は一人で深瀬の様子を窺っていると深瀬はOL風の女性を連れて後ずさっているのが分かった
頼むわよ...二人共...

「うるせえ!!来るんじゃねぇ!!」

ナイフを突き出しながらゆっくりと後ずさり、6階で待っていたリサさんと共にエスカレーターに乗った
そこへ大和さんと上原さんがエスカレーターに乗ろうとした途端...

「来るなッ!!」

深瀬はナイフを握った右手で振り上げて威嚇した途端、一瞬だけ「うっ」と顔をしかめていた事に気づいた
やっぱり...犯行後に肩を痛めていたのね
その時、新一君がエレベーターホールに向かって駆け出している事を見て映画通りに動くのだと気づいたがあまり気にしなかった
エスカレーターに乗った深瀬はさらに5階で待ち構えていた高木君と美和子ちゃんにも「お前等も下がれ!!」と命令

「わ、分かったから落ち着いて！」

高木君と美和子ちゃんがエスカレーターから離れ、深瀬とリサさんは4階へと下りていく
よし！今がチャンスだわ！

『二人共、4階が降りた時がチャンスだからタイミングを逃さないでちょうだい』

「「おう！/OK！」」

こんな事もあろうかと【DBバッジ】を博士に頼んでおいて正解だったわ...
私がつけている防弾用強化ガラスのレンズが入った犯人追跡メガネ、どこでもボール射出ベルト(レディース物)、イヤリング型携帯電話、腕時計型ライトを博士が作った事を聞いた二人は私の役に立てる物を作って欲しいと言っていたから急遽、博士に作って貰ったのだ