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File.938 ページ31

Aside

「高木君?何か分かったの?」

「もしかしたら...もしかしたら被害者は全員、同じ列に並んでいたんじゃないでしょうか?」

「何ッ!?詳しく説明しろ!」

そんな高木君の様子に美和子ちゃんが問いかけると高木君は被害者全員が同じ列にならんでいたのではないかと答えた途端、松本さんは驚きつつも詳しく説明する様に言うと高木君は「はい」と返事をしつつホワイトボードの前に立った

「被害者の傍にあった麻雀牌は2種類。陣野さんの【筒子の1】と他の人達の【筒子の7】。ここにそれぞれの麻雀牌の赤丸の場所を当てはめていくと...」

高木君は私達に説明しながらホワイトボードに【筒子の1】の丸一つを書き、その右斜め下に【筒子の7】の丸七つを書き、それぞれの丸の上に被害者の写真を貼っていった
なるほど...高木君も高木君なりに色々と考えていたのね
だけど...残念ながらそれが答えじゃないのよね...
本来なら事件の真相を一番良く知ってる私だがあまり干渉し過ぎると何処かでズレが出る可能性もある為、あえて干渉しない様にしている

「被害者はこう言う順番で列に並んでいたんじゃないでしょうか?」

ホワイトボードには上から陣野さん、財津さん、竜崎君、加賀さん、?、梓、?、岡倉君の順に写真が貼られていた
高木君の説明に目暮警部が「なるほど...」と頷くと松本さんが「よしっ!」声を上げた

「目暮、部下を連れて大和警部に同行しろ!」

松本さんの命令を受けた目暮警部達が一斉に動き出した事で私も後を追いかけようとした直後...

「宮野、ちょっといいか?」

『あっ、はい!』

松本さんに止められた為、私は動きを止めるとその事に気づいた萩原君と松田君が何事かと思って私の方を見てくるが『二人共、目暮警部達と一緒に行動しなさい』と伝えるも何を思ったのか松本さんは「君達も残りなさい」と言った為、萩原君と松田君もこちらに来る
映画通りなら私達もそのまま目暮警部達と一緒にショッピングモールへ行くはずなんだけど...どう言うつもりかしら?

「君達には一般人のフリをして深瀬とその恋人を監視してくれ。人数が多いと警察官だとバレる可能性が高くなると同時にこちらが不利になる。急で申し訳ないが...」

『なるほど...確かに人数が多いと警察官だとバレる可能性も高い。それに...私の容姿は他の人達と違ってかなり目立ちますし、一般人のフリをしていれば警察官だと誰も思わないでしょう。萩原君と松田君も見た目が警察官には見えないですし』

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2024年2月3日 19時

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