【名探偵コナン】宮野家長女PART21 (ページ4)

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番外編鬼殺隊と神殺隊20 ページ4

Aside

鬼の事を弱いと評しつつ私達が戦っている邪神の方が数倍強いと言い放つと大和さんが呆れた表情で私が強すぎるからそう思うのではないかと言われたが、諸伏さんと由衣さんが大和さんに注意している

「なるほど。産屋敷輝哉殿の話によれば各地の鬼や下弦とやらの鬼を作り出したのは【鬼舞辻無惨】と言う人物が鬼の始祖だと判明した。恐らく我々が動いている事を知って鬼舞辻も動き出したのだろう」

理事官は納得した後、輝哉殿から鬼について話を聞いていたらしく各地の鬼や下弦の鬼を作り出したのは【鬼舞辻無惨】と言う人物らしく、しかも鬼の始祖で恐らく私達が動いている事を知って鬼舞辻も動き出したのではないかと言っていた
鬼の始祖か...その人物が邪神と手を組まなければいいんだけど

「次は萩原...弟の方だ」

「はい。任務で那田蜘蛛山へ行きましたが俺が倒した下弦の鬼は自身の血を他の鬼に与える事によって自身と同じ様な血鬼術を使える様になってました。下弦の鬼を倒す直前、俺に「鬼舞辻は政財界の人間を鬼に変え、勢力を大きくしている忌々しい烏丸の連中を全員殺すつもりでいるから気を付けて欲しい」と言ってました」

「鬼の始祖が邪神を殺すだと...!?」

「鬼舞辻にとって邪神は邪魔な存在だと思ってたんだな」

理事官が萩原君の方を見ると萩原君は頷きながら任務で那田蜘蛛山へ行き、萩原君が倒した下弦の鬼は自身の血を他の鬼に与える事によって自身と同じ様な血鬼術を使える様にしていたらしく下弦の鬼を倒す直前、萩原君に神殺隊にとって重要な証言を伝えていた事を近況報告した途端、みんなは口々にそう言って驚く
まさか...あの鬼の始祖が邪神を全員殺すつもりでいるとはね...

『理事官、鬼舞辻が邪神を殺すつもりでいるのなら我ら神将はもちろん神子や一般戦士に警戒を呼びかけた方がよろしいかと。それと輝哉殿にも声をかけた方がいいと思います』

私は物静かな声で淡々と理事官の方を見ながら鬼舞辻が邪神を殺すつもりでいるのなら私達はもちろん神子や一般戦士に警戒を呼びかけた方がいい事と輝哉殿にも声をかけた方がいいと提案する

「諸君、静かに...確かにその通りだな。産屋敷殿と話をしておこう。次は羽田。いいか？」

「はい。僕も萩原君と同じ意見です。神殺隊全体に警告を出しておいた方がいいかと。いくら鬼殺隊より強いとはいえ少々厄介なものも多く出ています。それとA姉さんと同じで産屋敷殿にも声をかけた方がいいと思います」