【名探偵コナン】宮野家長女PART21 (ページ27)

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諸伏side

Aお姉さんは真剣な眼差しで広域連続殺人事件の事を調べてみたいから手伝って欲しいと俺達に頼んできた
この事件に奴等が絡んでいる事を知った以上、協力するに決まってる！

「もちろん！Aお姉さんのお願いだし、手伝うよ！」

「私もだ。A、もしかしたら警視庁に奴等の仲間がいる可能性もある。くれぐれも慎重に行動して動け。いいな？」

『えぇ...分かってるわ』

この事件、裏で公安も関わっている可能性もあるだろう
ゼロもきっと表では動かないけど裏ではきっと動いているはず
それに...メアリーさんの言う事がもし本当なら俺達でAお姉さんを奴等から守る！
萩原達はこの事件に奴等が関わっている事は全く知らないし、できるだけ巻き込みたくないからな...

諸伏side 終了

No side

宮野家でそんな話をしていたその頃、あるビルの一室ではある人物が明かりも付けずにノートパソコンに向かっていた
警視庁のホストコンピューターに侵入し、【江戸川コナン】の名前でファイルを検索すると今までにコナンが関与した事件のデータがズラリと表示され、その人物は鋭い目つきで事件のデータに一つずつ目を通していったのだった...

No side 終了

Aside

諸伏君とおば様と話し合いをしてから次の日の7月6日
おば様は翌朝から学校を休む事を決め、諸伏君の車で6つの犯行現場を回る事に決め、しかも新一君も映画通りに学校を休んだ事をおば様に話したらしくおば様は最初は驚いたものの新一君の話を聞いて次第に納得したみたい
ちなみに新一君は博士の車で6つの犯行現場を回る事になったとの事

ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ

『おば様達、何か見つけられたのかしら？』

しばらく待っているとメールのバイブ音が聞こえてきた為、メールを見てみると新一君達と見て回ったものの残念ながらめぼしい収穫はなかったとの事
やっぱ映画通りに進んでいるのなら収穫はなしって訳ね

「A姉さん、こんな所にいたのか！」

『伊達君...どうしてここに？』

「どうしてって...もうすぐ第二回合同捜査会議が行われると目暮警部が言ってたぞ！」

『嘘!!もうそんな時間になってたの!?急ぎましょ！』

時間に気づけなかった私は少し情けないと思いつつも伊達君と一緒に会議室へ向かった
ハァ...彼等が絡んでいると聞いて時間を忘れてしまうくらい集中しちゃうなんて...自分が少し情けないわね

『(おば様...新一君...彼等が絡んでいるからって絶対に無茶しないでよ！)』