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File.928 ページ21

Aside

「この際、ケチな縄張り意識や功名心は捨て、持てる情報は全て公開し、一刻も早くこの連続殺人犯を確保するべく必検を期して捜査に当たってくれ!!」

『「「はい!!」」』

私達が一斉に返事をすると最後部席に座ったメガネの若手刑事がスッと立ち上がり、大会議室を出て行った事に気づいた私は上着のポケットから携帯を取り出し、ある人物にメールを送った
えっ?ある人物とは誰の事なのかって?
それはまた後で説明するわね
他の人達も続々と大会議室から出て行く中、山村さんが大慌てで「う〜!トイレトイレ!!」と休憩所の前を走り去って行く中、文庫本を読んでいた蘭ちゃんと隣に座っている新一君の姿が目に入った
どうやらあの二人は小五郎さんが戻って来るのを待ってたみたいね...

『殺人事件が続いているおかげで少し糖分を取らなきゃやってられないわ』

ハァ...とため息をついた時、蘭ちゃんは松本さんを呼び止めており、娘の小百合さんは元気かと問いかけると松本さんは笑顔で相変わらずだと答えた後、後ろに小五郎さんに声をかけていた

「じゃあ、毛利。期待してるぞ」

「は!不肖、毛利 小五郎!ご期待に応えるべく誠心誠意努力する所存であります!」

「うむ」

「お疲れ様です!」

小五郎さんは上機嫌で目暮警部と松本さんを見送っている
......これが本物の松本さんだったら小五郎さんに対してあんな事絶対に言わないんだけどね(苦笑
目暮警部と松本さんをしばらく見つめた後、私は休憩所の自動販売機の所へ行くと大会議室から出てきた他の刑事達も飲み物を買おうと群がっている
まあ、連続殺人事件が起きているから飲み物を飲まずにはいられないでしょうね
自動販売機で飲み物を買おうとしていたら頬に冷たい物が当たった事に気づき、振り向くと...

「ほらお姉さん、これでも飲めよ」

『松田君...フッ、ありがとう(微笑』

松田君がいたずらっぽく笑いながら私の頬にブラックコーヒーの缶を当てており、そんな姿を見た私は思わずフッと笑いながらもブラックコーヒーの缶を受け取る
ブラックコーヒーを飲みながらみんなの様子を見ていると新一君が千葉君に痩せたんじゃないかと声をかければ千葉君は満更でもない様子でお腹を叩きながら最近はダイエットをしていて朝のテレビで流行ってる事を話していた
千葉君の隣にいた高木君は千葉君が痩せてる事に疑問を抱いているのかジト目で見てるしね(笑

『あっ、痩せたで思い出したけど...白鳥君、逆に太ったんじゃない?』

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2024年2月3日 19時

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