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Aside
その理由は警視庁に所属する私と明美が伊豆に来た目的の説明をしたり、新一君達の関係性を聞かされる羽目になったのだ
まあ、そんなこんなもあったけど横溝さんから連絡先を貰い、何かあったら連絡して欲しいと言われた
それにしても...連絡先をたくさん貰ったわね
警察関係者の連絡先を貰えたのはありがたいし、何があっても合同捜査とかできそうだ
『また警察関係者の連絡先を貰ったわ。まあ、何かあった時に使えるし、ありがたく受け取ったけどね』
「そうか。ある程度の警察関係者の知り合いを作っておけばAも合同捜査に参加できそうだな」
『フフッ...それもそれで楽しみだけどね(微笑』
まあ、私が最初に合同捜査したい相手は大学時代に約束していた諸伏君の兄・諸伏さん
合同捜査となると東京と何処かの県で連続殺人事件とかが起きないと難しいだろうね
「話を変えて悪いんだけど...園子君の事、聞いたか?」
「聞いたわよ。何でも例の彼と交際する事になったんですってね」
真純が話題を変えてくれたおかげで事件の話から一変して園子ちゃんの恋愛話の話題に
志保もその話を聞いていたらしく交際する事になったと話しているのが聞こえた
園子ちゃんと京極君の恋愛話を聞いて少し羨ましいなあと思ってしまった自分がいたが、気の所為だとして気持ちを切り替える
「いいなあ〜私もあんな風に青春したかったわ!」
『やっぱ10代っていいわね...』
「何を馬鹿な事を言ってるんだ。Aも明美もエレーナに似て、いつか園子が付き合っている様な頼もしい男ができると思うぞ。まあ、A達を守れるくらい強い男だったら私は認めるがな」
『お、おば様...恋愛なんてまだ考えてないわ(苦笑』
「うん。私も...(苦笑」
私達が10代っていいなあと思っているとおば様が呆れた表情でお母さんに似てるからいつか京極君の様な頼もしい男ができると言いつつ私達を守れるくらい強い男だったら認めるとまで言い始めるものだから私は苦笑いを浮かべながら恋愛はまだ考えていないと答えた後、明美も同じ様に苦笑いを浮かべながら賛同する様に頷いている
「ハァ...真純と志保の将来と心配だが、まずは明美とAだな。特にA、お前は32歳にもなって恋愛に興味なしで仕事一筋でいる。そのうちエレーナが泣くぞ」
『そ、そんな事を言ったって...!(汗』
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2022年2月23日 13時