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File.869 ページ34

Aside

しばらくすると午前中に行く予定のレストランに到着
それぞれが車から降りる中、私は念の為に荷物を持ったまま降りる
その時、明美達も来て合流する事ができた

「あそこね!素敵なレストラン」

「でもお客さん、あまり来てないみたいだね」

蘭ちゃんがレストランを褒めている中、新一君が時間的にお客さんがあまり来ていない事を呟くと道脇さんは早く来すぎたかなと言っていた
しかし園子ちゃんは車から降りる事なく眠そうにあくびをしている
.........あれから一睡もしていない証拠ね
現に車の中でもあくびをしていたくらいだったし

『園子ちゃん、本当に行かなくて大丈夫?』

「はい...布団の中で昨夜の男の事を思い出しちゃって...あんまり眠れなかったからここで寝てます」

「そう...?もったいないなぁ...」

園子ちゃんの事が心配だった私は行かなくて大丈夫なのかと声をかけるもあんまり眠れなかったから車の中で寝ると言っていた為、蘭ちゃんはもったいないと声を漏らしている

「じゃあ、クーラーボックスに飲み物入ってるからいつでも飲みなよ?」

「ありがとうございます!」

道脇さんがクーラーボックスを持ちながら飲み物が入ってるからいつでも飲むといいと声をかけると園子ちゃんは嬉しそうな顔でお礼を言っていた
蘭ちゃんが行ってくると声をかければ園子ちゃんが私達の方を見ながらゆっくりして来てと返事を返す
道脇さんが園子ちゃんに声をかけた後は車に鍵をかけ、私達と合流する

「ここの海鮮御膳、とっても美味しいんだ。園子君にも食べて貰いたかったけど...残念だね」

「園子ちゃん、大丈夫かしら...?」

「そうね。暑い車の中で寝るって言ってたし...」

「エアコン付けてるから心配ないよ」

蘭ちゃん達が話し合っている中、私は園子ちゃんが乗っている道脇さんの車をジッと見つめる
............サイドブレーキが降りてる事を知りつつも園子ちゃんを助けられないのが悔しいわね...
仮にその事を追求してもはぐらかされる

「園子の身に何も起きなければいいがな...(ボソッ」

『えぇ...何も起きなければいいんだけど(ボソッ』

おば様が道脇さんの車の方を見ながらそう呟いた為、私は頷きながら小声で話す
園子ちゃんの事が心配つつもレストランの中に入る
レストランでオススメされた海鮮御膳を注文し、しばらく道脇さんの車を見つめるもまだ何も起きていない

『何事も起きなければいいんだけど...』

「そうね...園子ちゃん、大丈夫かしら?」

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2022年2月23日 13時

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