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File.866 ページ31

Aside

食堂へ行くと私達以外にもお客さんがいて、それぞれ空いている席に座ると料理が運ばれてきた
私は箸で魚の刺身を取り、口に運ぶ

『あら、美味しいわね』

「うん!凄く美味しいわ!」

ちなみに席はと言うと新一君達は原作通りの並びに座っていて、私、明美、志保、真純、おば様はその隣の席に座っている

「こうなるんだったら昨夜もここで食べればよかったな!(笑」

「そうね(微笑」

真純は笑いながら昨夜もここで食べればよかったと言えば志保は微笑みながら頷いていると京極君が料理を運びながら私達に予約してくれればもっと美味しい海鮮料理をご馳走できた事や料理の代金はいらない事を言ってきた
園子ちゃんは無愛想で嫌味な事を言われた事に腹を立てているのか怒りの表情は見せなかったが、ジト目で睨んでいるのが明らかだ
.........これじゃ、くっつく気配が全くなさそうね(苦笑
料理を運び終えた後、私達に泥棒の出る物騒な旅館と言いふらすなと注意してから去って行った

「ハイハイ言いふらしませんよ。ナイフを持った下着泥が出る旅館なんて(ベー」

『ナイフ?』

「「「えっ?」」」

園子ちゃんは嫌な顔をしながら嫌味と同時に京極君が立ち去った方に向かってあっかんべーをしていた時、ナイフと言う発言を私達は聞き逃さなかった
私達が驚いている中、園子ちゃんは襲われた出来事を再び話してくれた

「そうなんですよ。襖の隙間から漏れる光に照らされて一瞬だけ見えたんですよ!キラッと光るナイフがね」

道脇さんの犯行を目撃したと勘違いしたまま本気で園子ちゃんを殺そうとしているのが明らかであり、私は彼に気づかれない様に殺意の眼差しを向けた
チラッと新一君の方を見ると園子ちゃんの方を見ている事に気づいた
きっと園子ちゃんがどうして狙われているのか考えているんでしょうね...
原作と違って新一君も頭の回転が少し早いからすぐに気づくはず

『そう言えば...園子ちゃん、襲ってきた男にカメラを取られなかったの?』

「あっ、はい。ちゃんと荷物の中にありました。カメラの裏蓋は開いてましたけど...」

道脇さんの狙いがカメラだと知っていた私は物静かな声でカメラは取られなかったのかと問いかけると園子ちゃんは頷きながら荷物の中にあって裏蓋が開いていたと答えた
犯行現場を撮られたと思ってカメラの中に入っているフィルムを隠滅しようと荷物を漁り、カメラの裏蓋を開けるも中身がない事を知ると同時に園子ちゃんと鉢合わせしたって訳ね

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2022年2月23日 13時

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