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File.863 ページ28

Aside

しかもよく見るとシャツが濡れているし、ズボンの裾も泥で汚れているから雨の中を走っていたと言う証拠もある
あとは...ある場所に園子ちゃんが思いっきり噛み付いた歯型が残っているから、それを突き止めるだけ
新一君は道脇さんのシャツが濡れている事と泥がはねたズボンに目が入ったらしく道脇さんにそのシャツを脱いで欲しいと言っており、道脇さんは一瞬だけ驚くも新一君は二の腕を見せて欲しいと言っている
その様子を見た蘭ちゃんは「コナン君...」とたしなめるが、真純が「そうだな。何もなければアンタの二の腕を僕達に見せてくれるか?」と新一君に賛同していた

「何だか知らないけど、腕に何かあるのかい?」

道脇さんは何が何だか分からないと言った表情でシャツを脱ぎ、二の腕を見ている
しかし彼の二の腕には園子ちゃんが噛み付いた時にについた歯形が残っていない

「(な、ない!園子の歯型が何処にも...)」

「(園子君が噛み付いたのはこの人じゃないのか...!?)」

新一君も真純も道脇さんの二の腕に園子ちゃんが歯型がなかった為、驚きを隠せない表情になっていた
まあ、そりゃそうよね...だって園子ちゃんが二の腕に噛み付いたと言っていたから、その二の腕に歯型が残っているはずだもの...
道脇さんは「もういいかい?ボウヤ達」と言うと新一君と真純は「「う、うん...」」と曖昧そうに返事をした時、後ろから京極君がやって来た
どうやら私達が騒いでいた事に気づき、何事かと思ってやって来たみたいだ

「どうかしましたか?お客さん」

京極君が私達に声をかけてきたその時、彼の右腕に包帯が巻かれている事に気づき、蘭ちゃんは真っ先に京極君に右腕の怪我は何かと問いかけると、京極君は右腕を見ながらこの怪我は酔ったお客さんに絡まれてできたものだと答えた

「それいつですか?答えて下さい」

「この人じゃないと思うよ。私を襲った人、毛深かったし」

蘭ちゃんは京極君に再び問いかけるも園子ちゃんは襲ってきた人は京極君ではなく毛深い男だと言っていた為、京極君は「襲われた?」と言って私達に問いかけてきた

『えぇ。男があの窓から入ってきて、私達の荷物を荒らし、たまたまこの部屋に来た園子ちゃんを襲ったんですよ』

私は物静かな声で窓のある方へ指を指しながら男がこの窓に入ってきて私達の荷物を荒らした事やたまたまこの部屋に来た園子ちゃんを襲ったと答えた
まあ、この事件の犯人である道脇さんに気づかれない様に軽く睨みつけたけどね

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2022年2月23日 13時

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