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File.858 ページ23

Aside

『分かりました。この子達と一緒に待ってますね』

道脇さんの言葉に私は物静かな声でそう言った時、寺林さんは私達に気づかれない...と言うより道脇さんに気づかれない様にその場から立ち去った事に私とおば様、新一君だけが気づいた

「あの人...確か、さっき海の家にいませんでした?(ボソッ」

「あぁ。ただの観光客かと思って見過ごしていたが...(ボソッ」

新一君とおば様が話し合っている間に道脇さんが私達と別れて事件現場から立ち去り、私とおば様は道脇さんが見えなくなるまで無言のまま冷たい眼差しを向けた
おば様は私の話を信じている為、同じ様に冷たい眼差しを向けているのが分かる
園子ちゃんが道脇さんにウットリしている中、蘭ちゃんが戻ろうと言ってきた為、私達は頷いた

原作と違って蘭ちゃん達は既に私服に着替えているからね
まあ、明美か志保、もしくはおば様に着替えた方がいいと言われたはずだろう
そんな風に思っていた時...

「誰かと思ったら蘭さんに園子さんじゃないですか!伊豆へ来ていたんですか?」

突然、何処かで聞いた事のある大きな声で蘭ちゃんと園子ちゃんの名前を呼んでいた為、何事かと思って振り向くとそこにいたのは事件の時以外で会いたいと思っていた横溝 参悟
どうやら彼は私達の姿に気づいて野次馬をかき分けながらこちらに来たみたいだ
蘭ちゃんが代表して横溝さんの問いかけに海水浴に来たと答えた途端、再び横溝さんから小五郎さんも一緒に来ているのかと問いかけられるも小五郎さんは来ておらず私達8人だけで来ていると蘭ちゃんが答えた

「8人?」

横溝さんは既に面識のある蘭ちゃんと園子ちゃん以外......つまり面識のない私、明美、志保、真純を見てきたが、二人足りない事に疑問を抱いているみたいだ(苦笑
まあ、おば様も新一君も子供の姿になっているから気づかれないのも無理はないわね(苦笑

「こんにちは」

「おぉ、コナン君が6人の女性と1人の少女のナイトか。しっかりお姉さん達を守るんだぞ」

「うん!」

新一君が子供っぽく挨拶をすれば横溝さんは気づいたらしく目線を合わせる様にしゃがみながらそう言って頭を優しく撫でている

「蘭さんに園子さん、それにご友人の皆さんも気をつけて下さい。近頃は物騒な事件が起きてますから」

『はい。十分に気を付けます』

「じゃ、私はこれで。毛利名探偵にはくれぐれもよろしくお伝え下さい」

「はい」

横溝さんは私達にそう言った後、別の場所へと移動していった

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2022年2月23日 13時

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