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File.856 ページ21

Aside

おば様は私がそう言うのなら反論する理由はない事と園子ちゃんを好いているのはいいけど裏のある人間に託す訳にはいかないと言っている
どうやらおば様も道脇さんの事を胡散臭いと思っていたみたいだ
まあ、新一君は蘭ちゃんの事を気にするあまり気づいていないみたいだけどね...(苦笑
そんな風に話し合っていた時、一人の男性が私達...と言うより道脇さんの方を見ていた事に気づいた
あの人は...千葉県警の寺林 省二じゃない
確か道脇さんを車泥棒として別件逮捕したのはよかったが、殺人に関しては証拠不十分である事を理由に釈放せざるを得ず、他県の伊豆で似た様な事件が起こった事を知って独自にマークしているのよね...
道脇さんを追っているのなら私はこの人に協力しようと決めた
同じ刑事として見過ごす訳にはいかないしね

「それよりそのレストラン止めにしません?気味悪いし...」

蘭ちゃんは道脇さんの話を信じているらしく気味が悪いから止めようと言ったものの、道脇さんは心霊写真はただの噂で一年も経っているのなら幽体となって出る女性もあのレストランに飽きてる頃だから大丈夫だと言っている
胡散臭いと思いながらも黙って話を聞いていた時、メガネをかけた中年男性がもう一人の中年男性に線路沿いの林で茶髪の女性が遺体となって発見されたと言っているのが聞こえた

「またって事は...」

『一年前の事件の犯人と同一人物である可能性が高いわね...』

真純の言葉に私は物静かな声で一年前の事件の犯人と同一人物である可能性が高いと答える
そしてこの事件の犯人である道脇さんに気づかれない様にチラッと見つめた
私達と一緒にいる前にその女性を殺害したと考えた方が自然ね...

『ちょっと気になるから私、行ってみるわ』

「あっ、A姉!僕も行くよ!」

「それなら僕も!」

どうやら真純も新一君もその事件の事が気になったらしく私の後をついて来る
明美と蘭ちゃんが何か言っていたが、私達は気にせずに事件現場へと向かう









海の家を出た後、事件現場となった林へ行くとそこにはパトカーが停まっており、野次馬もいる
相変わらず野次馬が多いわね...
まあ、何処に行っても事件と聞けば野次馬ができてしまうし、無理もないか
後から追いかけてきた明美達も水着から私服に着替えたみたいだ

.........あっ、よく見るとあそこにいるのは静岡県警でお馴染みの【横溝 参悟】じゃない
本当は事件がない時に会いたかったけど、今回ばかりは仕方ないわね

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2022年2月23日 13時

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