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File.853 ページ18

Aside

「でも、何でその人がこの店を手伝ってるんだろう?」

『きっと経営者が同じなんじゃないかしら?私達の泊まっている瓦屋旅館と』

蘭ちゃんの疑問に私が園子ちゃんの代わりに自分達の泊まっている瓦屋旅館と海の家の経営者が同じだろうと答える
まあ、原作を見ているから詳しい事は知っているけどさすがに人前では言えないけどね(苦笑

「へぇ〜君達、瓦屋旅館に泊まってるの?」

「えぇ、そうですけど...何か?」

その時、道脇さんが私達が瓦屋旅館に泊まっているのかと問いかけてきた為、明美は泊まっている事を答えつつそれがどうかしたのかと疑問を浮かべていると、道脇さんが泊まっているホテルの近くである事と今夜みんなで海辺の洒落たレストランで食事でもどうかと誘ってきた
どうやら道脇さんが車で私達を迎えに行こうと誘っているみたいだ
だけどこの大人数で行くのは少し厳しいんじゃないかしら?

いくら車で行こうとしても人数制限だってあるしね
「こんな大人数でどうやって行くんだ?」と真純が疑問をぶつければ、最初に乗るメンバーと後に乗るメンバーに別れれば乗せられると道脇さんが答える
その言葉を聞いて園子ちゃんは大喜びしているが、道脇さんが何故かカメラを忘れずに持参する様にと言ってきた為、私達は思わず目を丸くした

『どうしてカメラが必要なんです?レストランに行くだけなのに...』

「さっき地元の人に聞いたんだけど、そのレストランの傍の浜辺で事件があったらしいんだ」

みんなの代わりに私が代表してその疑問をぶつければ明美達は無言で頷いていると道脇さんの口からこれから私達の行くレストランの傍の浜辺で事件があったと答えてくれた
事件と言う言葉に私、明美、志保、真純、おば様は無言のまま目を細め、園子ちゃんは不安そうな表情になる

道脇さんによると今からちょうど一年前、茶髪でロングヘアーの女性が腹を刃物で刺された殺人事件があり、彼女はそのレストランに行く途中で事件に遭ってしまい、目撃者はおらず、未だ捜査中との事で事件から一年が経ち、レストランの客は事件の事を忘れていき、レストランが繁盛しているのはいい事なのにも関わらず、皮肉な事に彼女はそのレストランを気に入っていたらしく今も通っているらしい...
.........殺人事件と聞いてしまった以上、私は刑事として放っておく訳にはいかず、密かに証拠を探そうと決めた
目の前にいる人物こそ事件の犯人であるが証拠がない為、捕まえる事ができないからね

File.854→←File.852


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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2022年2月23日 13時

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