【名探偵コナン】宮野家長女PART13 (ページ29)

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Aside

「ラジコンの爆弾は雷管を付けて衝撃爆弾にしていて、キャリーケースの爆弾はタイマーを接続して時限爆弾にしてあったからね」

伊達君が東洋火薬の火薬庫から盗まれた物で間違いないと言うと、萩原君はラジコンの爆弾とペット用のキャリーケースの爆弾の特徴を詳しく教えてくれた

「しかし、そのタイマーが1時16秒前に一度止まったってのが引っかかる...」

その時、小五郎さんがペット用のキャリーケースの爆弾が一度だけ止まったのが引っかかると言って顎に手を添えていた
あの人がタイマーを止めたのはある物を壊したくないと言う事がきっかけで皮肉な事に自分が犯人だと言う証拠になってしまったのよね...

「あぁ、その事なんだが一つはタイマーが故障を起こしてしまった場合、もう一つは犯人が何らかの理由により遠隔操作で止めた場合のこの二つが考えられる。犯人はわざわざ工藤君と宮野君、真純君に電話して来た所から見て【高校生名探偵】工藤新一と【本庁のアイリーン・アドラー】宮野 A。そして【女子高校生名探偵】世良真純の評判と知って挑戦して来たか......あるいは個人的に恨みのある人物だな」

小五郎さんの問いかけに目暮警部がタイマーが故障したか...あるいはあの人が何らかの理由により遠隔操作で止めた可能性がある事やわざわざ私達に電話して来た所から見て世間の評判と知って挑戦して来たか個人的に恨みのある人物だろうと答えている

確かに...私達はテレビでも取り上げられるくらい知らない人はいないと言われているし...
まあ、私達の場合はあの人に恨まれている事は間違いないだろう
事件が起きたら必ず私達で解決しているから恨まれても仕方ないしね

「調べました所、工藤新一君と宮野さんと真純さんが解決した事件の犯人は現在、全員刑務所に服役しているんです」

「となると、犯人の家族や恋人が...」

黙って話を聞いていた白鳥君が私達が解決した事件の犯人は現在、全員刑務所に服役していると言うと、小五郎さんは顎に手を添えながら犯人の家族や恋人が今回の事件の犯人ではないかと言っていた
まあ、そう思ってしまうのも無理はないでしょうね...
この事件の犯人を知っているのは唯一、前世の記憶を持つ私だけ

「とにかく警察では今、彼等に描いて貰った似顔絵を元に捜査している所だ」

「この子達の絵は犯人の特徴がよく出てて捜査しやすいんだよね〜」

目暮警部の言葉に萩原君は犯人の特徴がよく出てるから捜査しやすいと言っていた