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File.587 ページ16

Aside

何処にいるか捜し回っていた時、歩美ちゃん達の姿が見えた
よく見ると飛行機のラジコンで遊んでいるみたいだ
.........あのラジコン、間違いないわ!

新一君は真っ先に駆け寄って光彦君にラジコンの事を聞いていた
子供達が無事なのを安堵しつつ、私達はエンジンを止めてから彼等の元へ歩み寄る

『みんな、ここで何してるの?』

「あっ、A警部にアイリちゃん!」

子供達に優しく声をかけると歩美ちゃんが嬉しそうな顔で駆け寄ってくれた為、私は歩美ちゃんの目線に合わせてしゃがみ、頭を優しく撫でる
この子達を巻き込むなんて...私はあの人を絶対に許さない!

「三人だけだなんて珍しいものだな」

「コナン君がさっきラジコンって言ってたけど...」

おば様は三人だけで遊ぶのは珍しい事だと物静かに言うと真純は新一君の言葉を思い出したのか子供達に問いかけている
この子達にラジコンをあげたのはあの人しかいないわ...
きっとあの人は変装してラジコンに爆弾をつけたまま子供達と接触し、渡したって訳ね

「あっ、灰原さんに真純さんも来てたんですね!このラジコン、髭を生やした人が僕達にくれたんですよ!」

「これは爆撃機だ!って言ってな」

『ば、爆撃機ですって!?』

真純の問いかけに光彦君が答えた後、元太君がラジコンの事を爆撃機だと言っていた為、私は思わず叫んだ後、ラジコンの方を見つめる
ラジコンの胴体をよく見ると小さな黒色のミサイルらしき物が取り付けられていた
やっぱり...あのミサイルらしき物はプラスチック爆弾!

「円谷君、そのラジコンを私か江戸川君に渡すんだ!」

「えっ!?な、何でですか!?」

「何だよ!灰原もコナンも操縦する気満々じゃねえか!次は俺だぜ!」

おば様もラジコンの胴体についているのが爆弾だと気づき、焦った表情でそう言ったが光彦君は訳が分からないと言わんばかりの表情でどうしてかと言っていて、元太君に至ってはおば様と新一君がラジコンの操縦をすると勘違いしたまま次は自分が操縦すると言う始末
......映画みたいに操縦機を取り合うシーンはなかったのが幸いだったけど、おば様と新一君に操縦機を渡す気配はなかった
本当は爆弾が仕掛けられている事を言いたくはないけど仕方ないわね...

『貴方達が遊んでいるラジコンの胴体に爆弾が仕掛けられているのよ!!』

ラジコンの胴体に爆弾が仕掛けられていると言った途端、光彦君は慌てて操縦機を落としてしまい、その衝撃でアンテナが見事に折れてしまった

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2021年7月31日 15時

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