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File.6 ページ8

Aside

その後、お父さんと一緒に軽い夕食を取る事になり、お父さんは私に子供の頃の話やお母さんとの出会いまでの話をしてくれた
本当はお母さんもいれば、会話がこれよりもっと弾むんだけど、二人だけだと会話があまり弾まない
何だろう...やっぱり物足りない感じがあるな......

「A、もし子供に名前をつけるとしたら...何がいいかい?」

『えっ...?名前...?』

「そう。Aにも考えて欲しいと思ってね」

『うん...分かった...』

お父さんが二番目に産まれてくる子供の名前を考えて欲しいと言われ、私は色々と名前を考えてみたが、既に名前は決まっている
宮野 明美・宮野 志保の現世の姉である私が勝手に名付けては駄目よね......

もし...もし、だけど...名前を付けられるとしたら...
私が...【明美】と言う名前を付けたいな...

名前の由来は明るく美しい子に育って欲しいから...そんな意味で付けたい...
でも、そんな事ができるのかなぁ...?

名前を考えてから数分後、病院から連絡が来て子供が産まれると言う
お父さんが「A!産まれるって連絡が入った...!急ごう...!」と言われ、私は『うん!』と返事をした
子供が産まれる...と言う事は会えるんだ...!
私の現世の妹である...宮野 明美が...!

「A、楽しみかい?」

『うん!お父さんも同じでしょ?』

「おや、Aは既にお見通しか(笑」

そんな話をしている間に病院に到着し、分娩室に案内された
お父さんは入って行くが、私は外で待つと伝える

『(お母さん...頑張って...!)』

分娩室の扉を見つめ、強く心の中で祈っているとイギリスにいたおじいちゃん、おばあちゃん、おじ様、おば様、秀一、秀吉がやって来た為、私は驚いたが、どうやらお父さんがみんなに連絡していたみたい
両手を握りながら祈っていると秀一と秀吉も私の真似して祈ってくれた
お母さん...みんなが来てくれたよ...

それから数分後、赤ちゃんの産声が聞こえた
おじいちゃんは孫が増えて嬉しそうな表情でおばあちゃんは安堵の表情、おじ様とおば様はもう一人姪っ子ができて嬉しそうな顔をしているのが分かる
私は妹ができた事に喜んでいると秀一に「A、お姉ちゃんになるんだな」と優しく言われ、私は『うん!』と返事をした

「Aお姉ちゃん...よかったね」

秀吉の言葉を聞いて私は優しく微笑む
その後、分娩室から出てきたお父さんが「家族が四人になった!」と喜んでいる

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2020年9月4日 23時

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