memory03 ページ4
『あれはるかじゃない？』
「あらそうね、こんな所で何しているのかしら」
そういったみちるはきっと少し妬いている
はるかが女の子とゲームセンターで遊んでいることに
案外みちるは何を思っているのかが分かりやすい。顔に出ているっていうか言葉の端々に感情が入っているっていうか
まあ私もみちるの立場だったらきっと妬いてしまうと思うけど。
後で何されても知らないからね、はるか
『とりあえず中に入ってみようよ
私もどうしてここにいるのか知りたいし』
そうみちるに言うと彼女もそう思っていたのかゲームセンターの中に入っていった
「お待たせ、はるか」
みちるはそう言ったけどそれってはるかのセリフじゃないのかしら
「みちるとAじゃないか」
『こんな所でなにしてたのかしら？はるか』
「ちょっとね、じゃあまた今度はお団子も一緒にレースしよう」
はるかの後ろにはセーラー服を着た可愛い二人
『貴方達お名前は？何て言うの』
「私、月野うさぎ」
「愛野美奈子です」
『私は朝陽A。じゃあねうさぎちゃん、美奈子ちゃん』
そう言い残しみちるとはるかと並んでゲームセンターから出る
「随分と仲良くなったのね」
「なんだ妬いてんの」
「ふふっ、そうかも」
「あの子たちまだ子供って感じがして可愛いんだ」
『でもはるかも女の子弄ぶのも大概にしてよね、はるかにはみちるがいるんだし私も今日はるかが帰ってくるの結構待ってたのに』
「ごめんって、もしかしてA拗ねてる？」
『別に拗ねてないわ』
「きっとAもはるかが色んな女の子のほうに行ってしまうから少しやきもちやいてるのよ」
『ちょっとみちる！私はやきもちなんて』
「はいはい」
『とにかく！遊ぶなら遊ぶって連絡頂戴ね！今日はみちるも一緒だったからいいけど』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「本人は気づいてないみたいだけどAがとにかくっていうときは大体図星なことを言われたときよね」
「Aもまだまだ子供のようだな」
「ふふっ、そうかもね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
姫野(プロフ) - ありがとうございます💞💞これから沢山更新する予定するのでこれからもこの作品を宜しくお願いいたします！ (7月7日 21時) (
レス) id: 412b5526d4 (このIDを非表示/違反報告)
a.p.m. - 続きがみたいです！ (7月6日 5時) (レス) id: 1749039543 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月姫 | 作成日時：2023年3月9日 18時
