memory25 ページ28
『はるかとみちるどこかしら』
お手洗いから帰った私はついさっきまでいたところに戻ろうとするもトラックやたくさんの人で混雑していてなかなか二人を見つけられずにいた
やっぱりみちるも一緒に来てもらったほうが良かったのかも、と少し後悔していた時
「Aさん！」と後ろから誰かに声をかけられた
『あらこんなところで会うなんて珍しいわね』
「みんなまもちゃんに連れてきてもらったんです！Aさんはやっぱりはるかさんの応援ですか？」
『ええ。そうなんだけど二人を見失ってしまったの』
「なら私たちも一緒に探しますよ！はるかさんたちにも会いたいし」
うさぎちゃんたちと合流してはるかたちを探すことになったけど私情に巻き込むのは申し訳ない
『まもるさんも付き合わせてしまってごめんなさい』
「全然気にすることないさ。それにここ人が多いから一人じゃ大変だろう」
『それもそうかもしれないですね』
そんなことを言っていると少し離れたところに蜂蜜色の頭が見えた。
はるかは比較的背が高いから人混みでもすぐにわかる
『はるか、みちる』
後ろから声をかけると私のことを探していたのか二人ともものすごいスピードで振り返ってきた
「A！ちょっと遅いんじゃなくて？心配したわ」
「まあAのことだから迷子になっていたんだろうけど」
『ごめんなさい。人がたくさんいて二人がどこにいるかわからなくて』
「でも良かったわ。私もはるかも変な人に捕まっているんじゃないかって思ってたから」
こんな暑苦しい場所でそんなことする人なんていないわよ、と心の中でつっこむ
「良かったですねAさん」
「お団子頭じゃないか」
『さっき会ったの。みんなまもるさんに連れてきてもらったんですって』
「はるかさん！さっきのレース見てました！」
「ほんと優勝なんてすごいです」
「見てくれていたんだ、ありがとう」
そう褒められているはるかは嬉しそうで見ている私まで嬉しくなる。
それはみちるも同じな様で二人で目を合わせて微笑みあった
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姫野(プロフ) - ありがとうございます💞💞これから沢山更新する予定するのでこれからもこの作品を宜しくお願いいたします！ (7月7日 21時) (
レス) id: 412b5526d4 (このIDを非表示/違反報告)
a.p.m. - 続きがみたいです！ (7月6日 5時) (レス) id: 1749039543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月姫 | 作成日時：2023年3月9日 18時
