memory21 ページ24
“海が騒いでいる”
手首につけた通信機からみちるの声がする
「気配は感じるがまだ動きはない」
『現れるならこの近くだと思うんだけれど。とりあえずバイクを何処かに置いていつでも行けるようにしておきましょ』
私とはるかはバイクから降りさっきから強くなっていっている気配を辿る
「ウラヌスプラネットパワーメイクアップ！」
『ヘリオスプラネットパワーメイクアップ！』
辿り着いた時には既にセーラームーンが戦っていて高いビルの上から見ている事にした
『ネプチューン』
「少し遅くなってしまったわ」
「…あの子がタリスマンの持ち主かどうか分からなかった」
「ねえウラヌス。いっその事すべて話して一緒に戦ったらいいんじゃなくて？」
『そうね。その方が早くタリスマンの持ち主を探せるかもしれないわね』
「沈黙が迫ってくる。それを阻止するには誰かを犠牲にしないといけない。それが奴等に出来るか？」
『それは…』
ウラヌスの言う通りだ。彼女たちには難しいかもしれない。
「また狙われるかもしれないわ彼女」
「あぁマークしておかないとな」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
はるかの運転する車やバイクはどうしてこんなにも気持ちいいのだろうか
風の戦士だからかしら。乗り心地がいい。
『あの子に会いに行くの？』
「あぁ。狙われてるからな彼女」
『そうね。…あの子はるかのこと絶対好きよ』
「あらそうなの？またフリークが増えたみたいね」
『ずっと顔真っ赤にしてはるかのこと見ていたの。見てて楽しかったわ』
そういえば、と言いかけたけれど彼女をはるかが見つけたほうが早くて口をつぐんだ
綺麗な茶髪をポニーテールにしている背の高い可愛らしい女の子。木野まことちゃん
「昨日の彼女！」
その声にうさぎちゃんとまことちゃんが振り返る
「はるかさんたちだ！こんなところにどうしたんですか？」
『こんにちは。まことちゃんに用事があってね』
「これからドライブに付き合ってくれないかな」
「え！はい是非！」
「まこちゃん？それはちょっと良くないんじゃ…
「あれ女同士でドライブしちゃいけないのかな？」
うさぎちゃんの百面相、あれは芸術だわ。
「んじゃ借りてくよ」
まことちゃんが私の隣に座り車が動き始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
姫野(プロフ) - ありがとうございます💞💞これから沢山更新する予定するのでこれからもこの作品を宜しくお願いいたします！ (7月7日 21時) (
レス) id: 412b5526d4 (このIDを非表示/違反報告)
a.p.m. - 続きがみたいです！ (7月6日 5時) (レス) id: 1749039543 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月姫 | 作成日時：2023年3月9日 18時
