memory18 ページ21
三人で帰路についている途中、急にダイモーンの気配を感じたのと同じくらいに女の子の悲鳴が聞こえた。
さっきの子かもしれない。
気配のする方向に走っている中私は少しの罪悪感に苛まれる
私が彼女をちゃんと見ていれば苦しい思いをしなくて良かったのに、
もし彼女の心の結晶がタリスマンだとしたら。
きっと彼女は、
彼女はあんな素敵な夢を叶えることのできないままになってしまうの。
私には彼女の夢を壊す権利なんて無いのに
この手で殺めてしまわないといけないの。
それが貴方が正しいと思う戦い方？、と私の中で誰かが囁く。
よくわからない。自分達の戦い方を疑ったりなんてしないほうがいいのに
彼女が、セーラームーンが現れた時から。自分の戦い方に自信が持てなくなっている
彼女は一体何者なの？
「…！A！」
はるかの声で深い思考の中から現実に引き戻された。
『…ごめん』
「少し顔色が悪いわ。どうかしたの？」
『いいえ。何にもないの。気にしないで』
「やはり今回のターゲットはあの子のようだな」
ダイモーンが狙っているのが彼女じゃありませんように、という願いは早くも裏切られた
「ウラヌスプラネットパワーメイクアップ！」
「ネプチューンプラネットパワーメイクアップ！」
『ヘリオスプラネットパワーメイクアップ！』
変身しダイモーンとご対面する
「そいつは渡しはしない！新たな時代に誘われてセーラーウラヌス優雅に活躍」
「同じくセーラーネプチューンですわ」
『そしてセーラーヘリオス』
「ワールドシェイキング！」
ウラヌスが攻撃するがダイモーンには当たらなかった
突風を起こし逃げようとするダイモーンを私とネプチューンが追いかける
「お待ちなさい」
『ソーラーマグネット！ネプチューン！今よ！』
これでみちるが攻撃をすれば心の結晶を取り返せる。
そう思ったけどみちるの攻撃は避けようとしたダイモーンの腕に当たり手に持っていた心の結晶がどこかへ飛ばされ見失ってしまった。
『ダイモーンを追いかけましょう』
「そうだな」
颯爽と追いかける二人の後を追う
早く心の結晶を取り返さないと。タリスマンかもしれない。
彼女の身のことなんて考えたらダメよ。
これは私の使命なのよ。しないと、いけないことよ
もう戻れない_______________________。
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姫野(プロフ) - ありがとうございます💞💞これから沢山更新する予定するのでこれからもこの作品を宜しくお願いいたします！ (7月7日 21時) (
レス) id: 412b5526d4 (このIDを非表示/違反報告)
a.p.m. - 続きがみたいです！ (7月6日 5時) (レス) id: 1749039543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月姫 | 作成日時：2023年3月9日 18時
