memory14 ページ16
一通り準備が終わって少しゆっくりしていた時急に私の控室のドアが開けられた
『いつもノックしてって言ってるのに急に入ってくるんだから』
「ごめんごめん」
「でももう少し気を付けた方が良いわ女の子一人の楽屋は危ないもの」
『他の人はちゃんとノックしてくれるから大丈夫だよ。それよりどうかな？』
そう言い二人の前で一回転してみせる
「可愛いよ」
「ええ赤色のワンピース、Aによく似合っているわ」
今日は二人に選んでもらったワンピースに同じ色のイヤリングをして、
髪型も後ろで編み込んでもらったからいつもよりは大人な雰囲気になっている
『やっぱり二人のセンスがいいみたいね、みちるのワンピースは相変わらず可愛い。はるかもそのタキシード似合ってるわ。いつもに増してかっこいいもの』
「、、ああ」
『照れちゃった？』
「別に照れてなんか」
『その顔は照れてる顔よ』
「だから照れてないって」
「Aが久しぶりにはるかにかっこいいなんて言うから驚いたのよ」
『そうなの。じゃあこれからは毎日言ってみようかな』
「毎日言われたら慣れちゃうじゃないか。たまに言われるから嬉しいんだ」
なんて思ってた斜め上の回答が帰ってくるから今度は私が黙り込んでしまった
「なんだA照れてんの」
『びっくりしただけよ本番前に心臓に悪いじゃない』
「ふふっ」
私とはるかのやり取りを見て笑うみちる。
この時間がとても愛おしい。
気付いたら時間はあっという間に過ぎていてスタッフさんに声をかけられる
「朝陽さん！そろそろステージの方へお願いします！」
『はーい今行きます！、ってことだからまた後でね二人とも』
「頑張って」
『ありがとう』
私の楽屋の前で二人と別れ私はステージの方へ向かった
__________________________________________________________
「それにしても今日のA一段と可愛かったわね」
「そうだな変な奴らが寄ってこないか心配になるくらい」
「はるかったら心配性ね、大丈夫よ彼女には私たちがいるものAに近づこうなんて百万年早くってよ」
「そうだな、近づいてきたとしても彼女に指一本触れられないからな」
「当たり前のことよ」
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姫野(プロフ) - ありがとうございます💞💞これから沢山更新する予定するのでこれからもこの作品を宜しくお願いいたします！ (7月7日 21時) (
レス) id: 412b5526d4 (このIDを非表示/違反報告)
a.p.m. - 続きがみたいです！ (7月6日 5時) (レス) id: 1749039543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月姫 | 作成日時：2023年3月9日 18時
