memory11 ページ13
_____usagi side_______
まもちゃんは私のこと好きって言ってくれるけどやっぱりもっと大人な人がいいのかなぁ、みんな私の言ったこと本気にしてくれないし
『まもちゃんと釣り合うような人になりたいな、、はぁ』
「うさぎちゃん」
突然後ろから話しかけられて誰かと思って振り向いたらそこには学校帰りのAさんが一人で立っていた
『Aさん！今日はみちるさんたちと一緒じゃなんですか？』
「うん、今日は学校に用事があって先に帰ってもらったの。でも多分この公園にいる気がする、私についてきて」
『え？あ、はい！』
急にAさんが歩き始めたから咄嗟に返事をして後ろについて行く
どこ行くのかな、
少し歩いた辺りから何処からかバイオリンの音が聞こえる
どんどん音が近づいていってステージがある場所に出た
あそこにいるのはみちるさん？
すると前を歩いていたAさんが立ち止まって私と目を合わせた
「浮かない顔してたから」
『、え？』
「この音を聞くとね癒されるの、悩みなんて一瞬でどこか行っちゃうの。綺麗な音でしょ？」
そう言ってみちるさんの方に歩いていった、綺麗な顔だなぁ
Aさんあたしが悩んでるって気づいてわざわざ連れてきてくれたんだ、優しいな、
バイオリンを弾くみちるさんは絵のように綺麗で思わず見とれてしまった。
「お団子頭じゃないか、こんな所でどうしたんだ？」
『はるかさん！Aさんがここまで連れてきてくれたんです』
「へえAが」
「浮かない顔してたから」
やっぱりあたしのこと気遣ってくれて
それにしてもみちるさんのバイオリン綺麗だなぁ私もこんな風になれたら、、
『これよ！これがプリンセス、じゃなかった理想の女性の姿よ！』
そうよ！あたしもバイオリン弾けたらまもちゃんやみんなをびっくりさせられる！
あたしがそういうとAさんは笑って頷いてくれた
「ふふ凄いよね、みちるは私の憧れなの」
『Aさんも憧れとかあるんですね』
「もちろん私だってまだまだ未熟者だもの」
バイクの音がしてはるかさんがバイクに乗ってどこか行っちゃった
Aさんに教えてもらったんだけはるかさんは機嫌がよくないときは大体バイクで走りに行くらしい、さっき機嫌よくなかったんだ
そういえば最近まもちゃんのバイク乗ってないなあ、また乗りたいな、まもちゃんのバイク
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姫野(プロフ) - ありがとうございます💞💞これから沢山更新する予定するのでこれからもこの作品を宜しくお願いいたします！ (7月7日 21時) (
レス) id: 412b5526d4 (このIDを非表示/違反報告)
a.p.m. - 続きがみたいです！ (7月6日 5時) (レス) id: 1749039543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月姫 | 作成日時：2023年3月9日 18時
