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ーMiyama sideー
櫻「ふーん…本当に何も知らないのね〜」
客が帰り、坂東さんも寝静まった深夜、翔と二人だけで話していた。
深「じゃなきゃここに呼んでない」
櫻「それもそうだなぁ」
翔は納得したように頷いてから話し始めた。
Aが日本に帰ってきたのは高校卒業してすぐ。それから翔と同じ大学に入学して、知り合ったらしい。
櫻「元々Aは"裁判官志望で入った"って言ってたんだけど、いつの間にやら弁護士の方に移行してたんだよなあ。あ、もしかして記憶喪失って嘘なんじゃ？」
深「そんなわけないでしょ。もしそうだったらもっと早く言ってるよ。そんなことする人じゃないし」
櫻「…饒舌だねぇ」
深「そんなつもりは…」
櫻「はいはい、ないんでしょ？ごめんなさいね」
翔は手に持っていたグラスの水をくいと飲み干し、身支度をする。
櫻「あ、あともう一個相談。"二宮家殺人事件"、そっちはどうなってるの？」
ここで話すのは機密が守られていないことに等しいが、聞かれたので答える。
深「今の所、まだ分からないことの方が多いけど。起訴されるんでしょ？」
櫻「このままなら、な。だが俺も起訴するには強引だと思う」
深「…そう」
それは「今の世間の話題といえばこれで持ち切り」と、そう言えるほどの事件。
翔はその検察側で、僕や佐田先生はその弁護側だった。
でも後にこの事件は、思わぬ方向に矛先を向ける。
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深榎向上委員会(はるか)(プロフ) - ぴーちゃんさん» ありがとうございます！私も深山先生大好きでこれ書いてますので！もう少しで完結の予定なんですが、精一杯書かせていただきます…！！！！！ (2021年2月13日 20時) (
レス) id: 09a4a6dc9b (このIDを非表示/違反報告)
ぴーちゃん(プロフ) - コメント失礼します！私も深山先生大好きです！応援してます！更新頑張ってください！ (2021年2月13日 16時) (レス) id: af374e4c11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか | 作成日時：2020年7月17日 13時
