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そうだ、私は零のこの目に惹かれたんだっけ。
呆けたように零の目を見つめていると、零は優しく手を離した。
「……また連絡する」
「……うん」
それを言うのが精いっぱいだった。
これ以上口を開いたら多分私はまた零に八つ当たりしてしまう。
零はくるりと踵を返すと、すたすたと歩き始めた。
その背中に何か言いたくて、でも言えなくて口をつぐんだ。
零が去ると、思い出したかのようにぶら下げていたビニール袋が重くなった。
その重さがまた私の心を暗くさせた。
「……――もう、遅いよ」
先ほどの告白を思い出してまた胸がずきりと痛む。
私はこの期に及んでも零が好きで、零も私のことが好きだと言っている。
でも、遅すぎる。
私たちは前の様にはなれないだろう。
「零のばかぁっ……――!」
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花帆 - 初めまして、さらっと読みやすかったです!映画の前と後という感じのお話で面白かったです〜完結おめでとうございますヽ(*≧ω≦)ノ (2018年6月13日 2時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 完結おめでとうございます!新しい作品楽しみに待ってます! (2018年5月18日 14時) (レス) id: c480416726 (このIDを非表示/違反報告)
みやはる(プロフ) - はい、初めまして!ありがとうございますとっても励みになります(´;ω;`) (2018年5月14日 10時) (レス) id: 3c1e1559cd (このIDを非表示/違反報告)
みやはる(プロフ) - アオさん» ありがとうございます〜!そう言っていただけるだけで嬉しいです(;;) (2018年5月14日 10時) (レス) id: 3c1e1559cd (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - 初めてまして、続き頑張って下さい。 (2018年5月13日 23時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
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