▽言葉 ページ22
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「違いますよっ……絶対に違いますから。幻滅なんかしてませんっ――……!」
「た、確かにびっくりしましたよ。でも、でもですね。怖くても、私の知らない安室さんだったしても、安室さんは安室さんっていうか……!」
言いたい言葉が、うまく伝えられない。安室さんに幻滅なんてするはずないのに。
どこからか吹いた生暖かい風が安室さんの髪を揺らした。困惑が浮かんだ表情と、ゆらゆらと揺れる瞳。
安室さん、貴方は、なんなんですか
声にならない疑問が暗い空間に溶けていく。
私は工場から逃げるように出て行く。彼は追いかけて来なかった。
そして次の日。安室さんはポアロにも来ることはなかった。
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由布 - ファイトでっす>^_^< (2018年8月26日 16時) (レス) id: 916e6df062 (このIDを非表示/違反報告)
みみくも(プロフ) - 更新ありがとうございますお疲れ様です!ずっと楽しみにしてました!これからも頑張ってください! (2018年6月23日 22時) (レス) id: 802d6d8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
mao(プロフ) - 初めてコメントします!小説最高でした!!続きが気になって仕方ありません!!更新楽しみに待ってます! (2018年5月23日 11時) (レス) id: 5697599ead (このIDを非表示/違反報告)
みやはる(プロフ) - シャープペンさん» ひゃ〜!ありがとうございます感謝です(;;) (2018年5月14日 21時) (レス) id: 3c1e1559cd (このIDを非表示/違反報告)
みやはる(プロフ) - (・ω・)さん» ありがとうございます(´;ω;`)そう言っていただけて嬉しいです〜! (2018年5月14日 21時) (レス) id: 3c1e1559cd (このIDを非表示/違反報告)
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