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「お客様」
「何?」
優しく聞いてくる安室さんにも可愛く無い声で返事をしてしまう。元はハムサンドを食べさせてくれない安室さんが悪いんだからね。
しかし、その本人はくす、と軽い笑いをこぼして私の頭をさらりと撫でて耳元で囁いた。
「――可愛い顔が台無しですよ」
「っ〜〜〜!」
ばっと振り向くと、もう安室さんは厨房へと歩き始めていた。ず、ずるい。いつも冷たいくせに急にこんなことをしてくるから困るんだ。私は赤くなった頬を隠すように、机に突っ伏した。
「あーもうっ」
今の行為を安室さんのファンにでも見られたら、私は決して無事ではいられないだろう。
幸い店内は空いていて、女子高生などの姿はないようだった。安心して息をついたその時……。
「あのー?」
「ひっ!」
私の目の前に小さな男の子が現れた。
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由布 - ファイトでっす>^_^< (2018年8月26日 16時) (レス) id: 916e6df062 (このIDを非表示/違反報告)
みみくも(プロフ) - 更新ありがとうございますお疲れ様です!ずっと楽しみにしてました!これからも頑張ってください! (2018年6月23日 22時) (レス) id: 802d6d8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
mao(プロフ) - 初めてコメントします!小説最高でした!!続きが気になって仕方ありません!!更新楽しみに待ってます! (2018年5月23日 11時) (レス) id: 5697599ead (このIDを非表示/違反報告)
みやはる(プロフ) - シャープペンさん» ひゃ〜!ありがとうございます感謝です(;;) (2018年5月14日 21時) (レス) id: 3c1e1559cd (このIDを非表示/違反報告)
みやはる(プロフ) - (・ω・)さん» ありがとうございます(´;ω;`)そう言っていただけて嬉しいです〜! (2018年5月14日 21時) (レス) id: 3c1e1559cd (このIDを非表示/違反報告)
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