文豪さん達の反応集。【文スト】

貴方が貧血で倒れた ページ29

『うｯ……(バタッ』

中島敦
「Aさん！？」
貴方と横を並んで歩いて居た。
彼は 如何しよう…… とオロオロしている
「そ、そうだ！だ、太宰さんでも！」
否、太宰？国木田？うーん、と何方に頼もうか
悩みに悩んで居る。

太宰治
「はあ〜……ｯ」
「君は頑張り過ぎなんだよ」
そう云いながら貴方のおでこにデコピンをした
ヒョイッと軽々、貴方を横抱きにして医務室に運ぶ
「与謝野女医〜、一寸借りるよ〜」

江戸川乱歩
「僕運ぶの矢駄よ〜？」
倒れている貴方の頬をペチペチッと叩く。
「あ、良い処に与謝野さん！」
一寸Aは具合が悪いから〜！と云い遺し
何処かに行ってしまった彼ですが
彼なりには看病をしてくれました。

国木田独歩
「ほら、云っただろう」
「日頃から身体に気をつけろと、、」
貴方をソファーに寝かながら説教をする。
「今度からは俺が面倒を見る」
まるで貴方の祖母だ。

谷崎潤一郎
「Aちゃんも気をつけてよね？」
"も"と云う事は……？
「ナオミも前貧血気味で倒れたンだよね」
やっぱり…… と心の中でそう思う。
あの時はお兄様素敵でしたわ〜ｯ！とナオミが

芥川龍之介
「愚者め……」
「自分の身体も整える事が出来ないのか」
彼から大きな大目玉を喰らってしまった。
其の後、樋口、黒蜥蜴が来てみんなで貴方の世話をする

中原中也
「おま、」
「ちゃんと休んでるか！？」
余りにも貴方の顔が青白くなって居るから
そう心配をしてしまう。
「今日の任務は辞めて休んどけ、死ぬぞ？」

森鴎外
「おっと……」
「間一髪だったねぇ」
先程からフラフラとして居る貴方を見て
何かを察したのか彼は危機一髪貴方を抱き寄せた
「A君無理は禁物なのだよ」
気付いたら医務室に居た貴方。

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