【HQ】お前らそれ、セクハラだぞ？ 2nd

【IF】烏野１年が告白するそうです。 ページ3

【日向】


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｢なぁ、A｣


部活中、日向が私のところに寄ってきた。


｢なに？｣


｢ちょっとトス出してもらってもいい？｣


｢またか｣


お願いっ！と日向は手を合わせる。まぁあとで残りの仕事はするとして、影山は何やってんだと見渡せば何やら月島くんと揉めている。


｢しゃーない、いいよ｣


｢よっしゃ！！｣


ネットから1mくらい離れたところに立って、日向からのボールを待つ。


いくぞー、と言って日向がボールを投げてきたので、それを日向へトスとして返す。

バシッという音が響いて、ボールは勢いよく地面に叩きつけられた。

｢どう！？｣


｢おー、綺麗になってる｣


｢ほんと！？やったぁ！！｣


フォームが綺麗になっていることを告げれば、腕をあげて喜ぶ日向。くそ、可愛いな。


｢…あ、ほんと悪い！仕事まだあるんだろ？ごめんな、トス出し頼んで｣


｢ん？あぁ、いいよいいよ。私、日向の決めるとこ、かっこよくて好きだもん(見てるのが)｣



｢ほんとか…ってえええぇえぇええぇぇえ！！！？！？？！｣


私が返事をすると、日向は突如顔を赤らめて後ろに身を引く。

(なんだ、小動物か)

やがて日向は頭を抱えだしたりモジモジしだしたりした。






｢なに、どうした？｣


｢……って…｣


｢？？｣










日向は私の目を見る。






相変わらず顔は赤いけど




















｢おおおおおおおれだって、Aのこと、







す、すすす、すす、好きだかんなっ！！！！！！｣





｢…え？｣



突如の告白に吃驚する私。




(あれ、もしかして日向、さっきの私の｢好き｣を勘違い…)




｢あのね日向｣


｢トスしてくれるところとか、清水先輩と仕事してるところとか、優しいって伝わる！！(真剣)｣



(…勘違いしてるのは私か(こっちもこっちで伝わってない))











｢アハハー、優しいとか言ってくれるの日向だけだよ。ありがとー｣


｢え！？お、おう！｣








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｢純粋少年とアホ少女｣


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｢おい｣

｢ねぇ｣


｢あ、影山！トスだせよ！！｣

｢月島くんはなんで来たの｣



｢｢ちょっとこいつに用事が｣｣



日(なんか背中がゾワッ…ってなった気がする)

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